余裕がある人になる方法

●次回のことば学講座は「余裕がある人」

次回のテーマは「余裕がある人になる方法」です。

「どんな人になりたいですか」
「どんな人に憧れますか」
「どんな上司の下で働きたいですか」

こんな調査結果の上位(時にはトップ)に必ず入っているのが、
「余裕がある人」。

余裕がある人は、イイですね。無条件に、イイ。

では、どんな人が「余裕がある」のでしょうか。


●「そりゃお金と時間に余裕があればね」

「お金と時間に余裕があれば、自然に余裕のある人になる」

そう考える人が多いようです。

たしかに、お金のやりくりがうまくいくか心配でびくびくしたり、
忙しくてイライラしたりするのだから、わかりやすい。

でも、お金があっても不安な人、暇はあっても落ち着かない人を、
私はクライアントに大勢見てきました。

逆に、お金の収支はカツカツでも、毎日仕事で駆け回っていても、
余裕がある人は余裕がある。

つまり、お金が足りなくてびくびくする人が、
今月はやりくりが上手にできて気持ちが落ち着いているとしたら、
それは「余裕がある人になった」のではなく、
「余裕ない人が、お金のおかげで一時的に落ち着いている」だけ。

「痛み止めで症状を抑えているだけで、骨は折れている」ようなもの。

問題が解決したわけではないし、
何かあればまた落ち着かない不安な状態に逆戻り。

つまり、お金も時間も、
「余裕がある人とない人の違い」をあぶり出すきっかけのひとつであって、
余裕がある人の条件ではない、ということです。

では、余裕がある人の条件とは、何なのでしょうか。


●どんな言葉が出てくるか

余裕があるかどうかは、「中にある言葉」で決まります。

何かを見聞きしたり、何かの状況に置かれたりしたときに、
自然に出てくる「反応」が違う。

「余裕がある人は、余裕のある言葉を持っている」のです。

余裕がある人は、安心感があります。

余裕がある人は、素敵です。

次回のことば学講座で、「余裕がある人」の言葉トレーニングをしましょう。

「痛み止めで症状を抑えているだけで、骨は折れている」状態から、
「骨が治った」状態にしますよ。

その言葉、こう言い換えるだけで、余裕のある人になる。
   ↓
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ツボ言葉の見つけ方

●ツボ言葉を探せ

先日あるカフェで執筆中、隣のテーブルに座った女性二人連れが
おしゃべりを始めました。

一人が他方に、何やら仕事を勧めているようでした。

「どれほど儲かるか」を例を挙げながら説明しているのですが、
相手の反応は薄い。

最初のうちは「うん、うん」と熱心に聞いていたのに、
「すごいんだよ。○○さんなんて毎月──」と儲け話の様相を呈してくると、
語り口が熱くなるにつれて、聞き手のほうはむしろ白けてきたかのような、
気のない返事になっていきました。

やがて理由が判明します。

「べつに私、お金持ちになりたいわけじゃなくて、
仕事って毎日のことだから、やりがいとか人間関係のほうが大事かな。
お金は生活できればそれでいい」

のだそうです。

「職場の居心地は特に大事」と繰り返していました。

以前に人間関係のトラブルを経験したことがあるのかもしれませんね。

そう言われても話し手の女性はひるむことなく、

「でもさ、月いくらだよ。すごくない?」
「上位者は表彰されて、モチベーションが上がるんだよね」
「私はまだまだだけど」
「がんばった分だけ稼げるから、やりがいがある」

と儲け話で惹きつける試みを続けていました。

もったいないですね。

せっかく相手が「やりがいとか人間関係」と
効き目のある「ツボ言葉」を具体的に挙げてくれているのに、
路線を崩すことなく「お金」で攻め続けるのだから。

ツボ押しというのは、無理やり入れても、ちっともよくありません。

気持ちよくて、「あ~、そこそこ」と相手が自ら求めてくるような、
そんなツボ、そんな押し方が最高です。


●あの人に効くツボは?

ある人のネクタイを褒めたらえらく喜んでいたから、
別の人にもネクタイを褒めたら、そっけない反応だった。

ある人が彼に「カッコイイ」と言ったら彼が喜んでいたから、
私も「カッコイイ」と言ったら、「何が目当て?」と返された。

人によってツボ言葉が異なり、効く押し方も違うからです。

しかも多くの場合、先ほどの「やりがいとか人間関係」のように
具体的にツボ言葉を教えてはくれません。

「ネクタイを褒めてくれ」「カッコイイと言ってくれ」と
直接口に出すとしたら、冗談が半分以上ですよね。

「多くの人に効くツボ」はあるにせよ、
フリーサイズの服と同じで「誰にでも合うものは誰にも合わない」から、
そういうツボを無性に嫌がる人もいます。

だから、ツボ探しが必要なのです。

あの人に効くツボはどこなのか。

どんなタイミングで押すと効くのか。

逆に、どんな押し方をすると、嫌がるのか。

今週のことば学講座で、ツボ探しの技術を高めましょう。

言葉によるツボ押しを学ぶ「ことば学講座」はこちらのページから。
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コミュニケーションのルール違反も論理的に学ぼう

●コミュニケーションのルール違反とは

「ことば学講座」ですね。

ことば学講座では、「言葉のより良い使い方」
「言葉によるコミュニケーション能力の向上」
「人間関係を良くする言葉」など、
「言葉」という道具の真のパワーを使いこなす技術を学びます。

上質なコミュニケーションを身につけ、良好な人間関係を築くために、
「コミュニケーションのルール違反」についても論理的に学びましょう。

たとえば、こんな相談メールをちょっと紹介してみます。

事前の予習だと思ってください。

職場に妙なコミュニケーションをする子がいます。
大人なので「子」呼ばわりは失礼ですが、まさに「子」なんです。
妙なコミュニケーションというのは、ちょっと不都合な場面や
叱られるなどストレスのかかる場面になると、
相手の様子を「解説」するようなしゃべりをして、
相手を煙に巻くというか、呆れさせるんです。
相手はコミュニケーションが成り立たないので疲れ果ててしまい、
叱るのを諦めます。

「解説」するようなしゃべりって、どんなしゃべりなのか、
想像できますか?

たとえば、ミスについて上司がかなり熱くなって叱り始めたとします。

すると、上司に対して返事をしたり謝ったり弁解したりではなく、

「うわあ、かなり熱くなっていますね~」
「カルシウム不足だとキレやすいそうです。補給しましょうかカルシウム」

のような返し方をするのだそうです。

それも、上司に向かって言い返すというより、
周囲の同僚たちに向かって「解説」しているような調子で。

そんなマネをしたら、火に油を注いで大変なことに、
と思いますか?

ところが、です。

火に油を注いで上司を逆上させ、叱責の時間が長引いた程度なら、
ごく当たり前の展開だから、相談メールを書こうとは思わないでしょう。

ところが、「ふざけていないで、ちゃんと話を聞かないか!」と怒る上司に

「おっと、さらに逆上してしまいました!」
「奥さんとケンカでもして不機嫌だったのでしょうか。ケンカですか?」

と煽るように続けて、上司を途方に暮れさせるというのです。

ギャグですね、ここまで行くと。

大人の世界ですから、いくら上司が激高しても殴る蹴るの事態にはならず、
この類の反応を無限に続けることができます。

仮に手を上げられそうになったら、あるいは軽く小突かれたとしたら、

「おおっと、ついに殴りますか? 暴力ですか?」
「傷害で人生を棒に振るのでしょうか。ホームレスですか」

なんて続けるのでしょう。

こんな話し方のせいでトラブルになって、会社を追われたり、
社内で居場所がなくなって孤立したりしているようなら、
単なる当たり前の結末です。

しかし、そうではない、というのです。

口うるさい上司に対しては、そんな奇妙な反応を繰り返して、
まともなコミュニケーションができない状況を作り出すのに、
お客さんやほかの同僚とはごく普通の話し方ができる、という。

お客さんを相手に話すときは、てきぱきと仕事をこなす優秀な社員。

だから余計に「なんかおかしい」と感じて、相談メールをくれたのでした。

誰ともまともなコミュニケーションができないのであれば、
まわりはそれなりの対応をするし、そもそも入社していないだろうし、
本人も「自分のコミュニケーションには何か問題がある」と自覚するでしょう。

しかし、口うるさい上司や、怒りっぽいベテラン社員にだけ
この奇妙な反応を繰り返すことで、まともな関わりをあきらめさせてしまう。

ほかの同僚たちの間には、「あの上司を撃退するとは」「画期的すぎる」
とこの20代前半の女性社員に半ば感心している雰囲気まであるという。

つまり、本人はコミュニケーションが苦手で「噛み合わない」人ではなく、
明らかに「意図的に」やっているわけです。

「厄介な場面を回避するためのテクニック」として
その人が身につけたやり方なのでしょう。

「見ていると、ある意味無敵だと感心しますが、
なにか釈然としないものも感じています」と相談メールにはありました。


●言語コミュニケーションの根幹に関わる重大なエラーとは

すばらしい。

コミュニケーションについて取り組み続けてきたあなただからこそ、
「コミュニケーションの本能」のようなものが育ってきて、
「何かがおかしい」と警告を発したのでしょう。

その違和感は、正しい。
ネイティブスピーカーの直感のようなものですね。

この新入社員のやり方は、明らかに「コミュニケーションのルール違反」を
犯しています。

それも、ごく基本的で、かつ重大なルール違反を。

どこに問題があるか、分かりますか?

今週の「ことば学講座」で詳しく解説する予定です。

ほかの同僚たちが「この対応は思いつかなかった」「画期的すぎる」などと
戸惑いながらも評価しているのは、
おそらく重大なルール違反に「基本的すぎて気づかない」からでしょう。

あなたは彼女のようなレスポンスをする可能性がありますか?

上司に「こらっ、こんなミスをしてはダメじゃないか」と叱られたときに、

「うわあ、かなり熱くなっていますね~」
「熱すぎて、お湯が沸かせるんじゃないですか。100℃でしょうか」

のような返し方をする可能性が1%でもありますか?

たぶん、ないでしょう。

あなたが上司だとして、部下のミスを咎めているときに
部下にこのような反応をされたら、どう感じますか?

おそらく激昂するか、途方に暮れるか、その両方か。

「その反応の仕方の何が、なぜいけないか」を
理由を挙げて論理的に説明できるようになってください。

すぐに熱くなって怒る上司より、
こんなコミュニケーションを意図的にする社員のほうが、
大人が集まって真剣に仕事をしている組織にとって、有害です。

「うるさい上司を黙らせた」などと喝采を浴びているとしたら、
その職場は組織として非常に危険です。

「うるさい人が相手だから良い」かといったら、そう簡単な問題ではありません。
お客さんとだって、ほかの同僚とだって、何かの加減で関係がこじれたら
おそらく同じテクニックを繰り出すのですよ。

言語コミュニケーションの根幹に関わる違反行為であって、
さらに上から呼び出されたり何らかの処分があったりしてもおかしくない、
重大なエラーです。

激しく叱られたときに取っていい対応から、遠くかけ離れています。

なのに、このコミュニケーション違反の理由を論理的に説明できなかったり、
ましてやかましい上司を黙らせたことに溜飲が下がる思いすらあるとしたら、
明らかに異常事態です。

ことば学講座の当日までに、この新入社員の話し方が
どんな「コミュニケーション違反」なのか、考えてみてください。

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チューニングの精度を上げよう

●もう申し込めます

「ことば学講座」を終えたところです。

来月の講座はもう申し込めるようにしてありますから、こちらからどうぞ。
   ↓
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●「馴染む」の良さ

ことば学講座の直後、こんなメールが届きました。

先生の講座に出させていただくと、必ず、
その時悩んでいることへの答えが、ピンポイントで返ってきます。
不思議です。今日もそうでした。怖いくらいです?!

最近いつも以上に、深い辛さを抱えて、元気をなくしておりました。
それに対して、今日の講座のテーマそのものが、
私が一番ほしかった内容でした。その直球加減がまた感動で、
講座の終わりには涙が出そうでした。

著書を読んでいて似た体験をする、との報告メールもよくいただきます。

「今の自分にとって必要な言葉がポンっと飛び込んでくる」。

それも、
「もう何回も読んだはずなのにも、こんな言葉があったなんて」
という驚きとともに。

なぜこんな不思議な現象が起こるのか。

私があなたに合わせてピンポイントの答えを返しているのではなく、
いつものように「原理原則」の話をしているだけなのですが、
あなたが自らチューニングを合わせてキャッチしているのです。

長く講座に通う受講者ほど、このような体験をしやすくなります。

大事な「原理原則」に馴染んでくると、
すでに「調律がほぼ合っている」状態だから、
ポイントに響きやすいのです。

馴染むって、いいですね。


●「初めての新鮮さ」よりはるかに価値が高い

最近から本を読み始めたり初めて受講したりした方から、
「目からウロコでした」
「今まで自分にはなかった視点なので、新鮮でした」
といったコメントをいただくことがあります。

ある意味、「初めての新鮮さ」ですね。

それはそれで悪くないのですが、私としては、
今後いずれ経験するであろう「馴染んだ感覚」のほうに
より高い価値を置きたい。

「新鮮な驚き」そのものを喜ぶ姿勢は、
新しいものを次から次へと味わおうとする姿勢になりやすく、
高まりや深まりにつながりません。

「へ~、へ~、へ~」と驚きを喜ぶのではなく、
大事な原理原則が間違いなく自分の中に取り込まれていて、
それをさらに強化していく感覚で受講してほしい。

「初めての新鮮さ」より「馴染んだ感覚」のほうがはるかに貴重。
日々の積み重ねによってのみ味わえる、深みのある喜びです。

●さらに徹底していくために

馴染むと、すでに「調律がほぼ合っている」状態になります。

「だから響きやすい」とお話ししましたね。

ただし、問題は「調律がずっと正しいままとは限らない」ことです。

ピアノでもバイオリンでもそうですね。
いつも弾き続けていれば、めちゃめちゃなチューニングにはならないけれど
少しずつズレた状態になってしまう。

これが「原理原則を知ってはいても、徹底できていない状態」です。

短期的に「徹底」するのは簡単でも、大事なのは持続です。
たいてい「このくらいなら、別にいいか」からほころびが始まります。

ホメオスタシスの引き離しに成功するまで徹底を続けないと、
「いつの間にか、また以前の状態に引き戻されている」になりやすい。

特に「少しだけ引き戻されている」は自覚しにくく、
成果を小さくしてしまうので、厄介です。

何でも同じですね。
「現状維持でかまわない」と思うと、衰えが始まる。
「さらに徹底的に」と自分に厳しくして、はじめて現状維持ができる。

正確で厳密なチューニングを何度も繰り返して、
チューニングの精度を高めましょう。

最高に気持ちいい毎日になりますよ。

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相手にされない猫とは

●「話し方」とホメオスタシス

成功している社長の83%だか87%だかが、成功の秘訣を問われて
「話し方を学んだこと」と答えた話は有名ですね。

私の講座でも、何度か取り上げたことがあるので、
覚えているかもしれません。

「話し方」は、そんなに大事なのか。
人生の幸福度をそんなに左右するのか。

前回の「ことば学講座」を思い出してください。

マズローの欲求5段階説に従って、人に伝わる、
人が動いてくれる話し方を勉強しましたね。

あんな方法を知っているか知らないかで、
相手の反応は大違いです。

もちろん「知っている」には、「練習して、身についている」
まで含まれますよ。

ただ理屈を知っているだけではうまくいきません。

ことば学講座をメールレッスンではなく会場でおこなっている理由は
ここにあります。

「身につけて」ほしいからです。

話し方は日常の習慣と深く絡みついているので、
マイナスの癖があっても脱却しにくい。

頭で分かっていても、うまく変化できないのです。

「話し方のホメオスタシスは引き離しにくい」とも言えますね。

変えようとしても、いつしか元に戻ってしまう。

だからこうして、あなたの中にレッスンを注ぎ込んで、
中から良い反応が自然に出てくるようなレッスンにしているのです。


●「愛される花」と「相手にされない猫」

「話し方」は、あなたの人生を変えます。

「そんな大げさな」という反応を見せる人もいますが、
話し方が変わると、確実に人生が変わります。

それはそうですよ。

良い話し方をする人は、喩えるなら「かぐわしい花」です。

あなたが良い話し方をする人になったら、
人から話しかけられたときに、素敵な香りを放ちます。

私の好きなユリのような、あるいはあなたの好きなバラのような。

だったらまた話しかけたくなりますね。

ごく自然な反応です。

逆に、良くない癖のある話し方をする人は、「すぐ噛む猫」。

撫でようとして手を出すと、すぐ噛む。

たまに気まぐれに撫でさせたかと思うと、またふと噛む。

だったら、そのうち撫でたくなくなります。

近づくと噛まれる、手を出すと噛まれる、油断すると噛まれるのだから。

話しかけられたときに、どんな「反応」を生じるか──それが「話し方」です。

人生を変えるわけですよ。

「愛される花」と「相手にされない猫」の違いなのだから。

ずっと嗅いでいたい素敵な芳香を放つのか。

気に食わないとガブリと噛むのか。

気に食わないわけでもないのに、癖でつい噛む猫もいる。

「相手にされない猫」ではなく、「愛される花」になりましょう。

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なぜ文章のパワーをモノにしたいのか

●文章の真のパワーをモノにしないともったいない

新潟市で「文章の書き方講座」でした。

次回までたっぷり書いて、「力のある文章」の練習をしておいてください。

文章もしゃべりも歌も、道具は「言葉」であり、
この道具を使いこなすには「練習」が要ります。

料理に使う包丁だって、事務作業に使うパソコンだって、
道具はみんな練習でうまくなりますよね。

逆にいうと、「練習をしても上達しない人」はいません。
もちろん「適切な練習」という条件付きではありますが……。

心理言語学というマニアックな学問の視点から、
あなたに「文章の力」を身につけてほしい、
文章力を身につけないとあまりにもったいない理由があります。

それは「言葉には、仕入れも設備投資も要らない」という
おそらくほかにはない強烈な優位性があるからです。


●「仕入れも設備投資も要らない」がなぜ強烈か

「いつか自分で仕事をしたい」という方は大勢います。
「好きなことをして食べていきたい」という夢ですね。

ところが、そう甘くない現実も知っている。
なにしろ、スタートするのがそもそも難しい。

知識や技術や勇気だけでなく、お金も要る。

あなたがもし、何か商品やサービスを提供しようと思ったら、
なんらかの仕入れや設備投資が必要となるでしょう。

これがかなりの額になるわけです。

食べ物を売るには、食材を仕入れる必要がある。
陶器を焼いて売るにも、粘土を仕入れる必要がある。

100円を手にするために、30円や50円を先に払わなければならない。
しかもその30円なり50円なりが、ちゃんと100円になる保証はない。
売れなければ、ゼロ。

シビアですね。

それだけではありません。
飲食店を始めるには小規模でも数百万円の機器が要るし、
陶器を焼く窯も、電気式の機械で安く抑えても100万円近く。
しかも業務用ではないから負荷がかかるとすぐに故障して余計に高くつく。

美容室は仕入れが少ないほうだと聞きましたが、
それでも開業時の設備投資は機械設備だけで数百万円。

建物から建てたら数千万円です。
テナントに入っても内装工事に数百万円はかかる。

スタートするだけで、ですよ。

オフィス用に物件を借りるとしたら、
ただ契約するだけで数十~数百万円が必要です。

商売って、そういうものですよね。

自分で開業すると、そんなシビアな現実に直面することになりますが、
会社に雇われて給料をもらっている人が「自分で仕事を始めたい」と思った時、
そのあたりの認識が甘くなりがちなのでは、と感じています。


●「能力さえあれば好きに使っていい」という特殊

あなたはもう、「そう甘くない」と知っているかもしれません。

そう、甘いわけがない。

だとしたら、「仕入れも設備投資も要らない」という言葉の優位性が
どれほど強烈であり、どれほど羨望の的であり、どれほどありがたいかが
よく理解できるでしょう。

言葉そのものを売るのでなくても、言葉を使って何かを売ろうとしたとき、
すでにあなたには「言葉」があります。

言葉を使うのに経費はかかりません。
家賃も電気代も仕入れ担当者の人件費も宣伝広告費も、何も要らない。

「言葉」というメディアが持つ、きわめて特殊な性質です。

紙と鉛筆さえあればいい。
スマホでもパソコンでも、文章が書ける。
なんなら口で言って書き取ってもらってもいい。
声で録音しておいて、誰かに文字にしてもらってもいい。

そんな自由度の高い材料が、ほかにありますか?

陶器を焼くには、やっぱり粘土でなければいけない。
「なんなら小麦粉でも」というわけにはいきません。

「蜂蜜を使うのに、純粋はちみつを仕入れたいが、
高いから純粋はあきらめるか」という判断をするかもしれません。

しかし言葉なら、そんな判断は要らない。
どんな言葉も、無料です。

しかも、すでに持っている。
「どう使うか」の能力さえあれば、好きなものを好きなだけ使っていい。

こんな道具がほかにありますか?

それが言葉です。
言語能力です。
文章力です。

そこにある道具と材料を、タダで好きなように使って、
いくらでも「価値」を作っていい。

とはいえ誰にでも「価値」が作れるわけではない。
道具と材料を使いこなす能力があれば、の話。

料理に喩えるなら、
調理器具や食材をなんでも好きなだけ使わせてくれて、
しかも作った料理は自分で好きなように売っていい。

まるで「錬金術」ですね。

それが文章力です。

「文章力を身につけないとあまりにもったいない」理由が
お分かりいただけたでしょうか。

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なぜ何年経っても文章がレベルアップしないのか

●必要なことをせず、必要でないことを重ねてしまう

文章に関するお悩みが続々と届いていますよ。

私も次回の「文章の書き方講座」がますます楽しみになりました。

今日は当日の予習として、「なぜ文章がうまくならないか」という話をします。

こんなメールが届きました。

「もうかれこれ10年も仕事で文章を書いているのに、
上司には叱られるわ、集客の反応は薄いわで、落ち込みます。
即席に効果の上がる方法は無いものでしょうか。
すみません。無いのはわかっているのですが……」

さすがは毎日書き続けているだけのことはあって、
お手軽な方法がないことを知っていますね。

まあ、文章の力がガラリと変わるコツがないこともないのですが、
ベースとなる「文章力」が高まってからでないと、効果は上がりません。

上級者が受講する音楽のマスタークラスをイメージすると分かるでしょう。
上級者は先生のたった一言で「あっ、分かった!」がありうる。
長年感じていた「天井」を一瞬で突き抜けてしまうこともある。

ところが入門者が同じ指導を受けても、ベースができていないから、
コツを聞いてもピンとこないし、技を使いこなせない。

「なぜ文章がうまくならないのか」というお悩みに対して、
ひとつの答えをレッスンしましょう。

それは、「必要なことをしないで、必要でないことを重ねる」からです。

ほら、もしかしたらこの一言で、「あっ!」と気づいたかもしれません。

効果的な文章には、必要条件があります。
必要条件を満たしていないと、文章の目的を達成することができません。

その条件を、仮に「A、B、C」とします。

この3つの条件を適切に満たしているのが、力のある文章です。

ところが、何かが不足していたり過剰だったりすると、
文章には力がなくなってしまいます。

不足とは、たとえば来店を促すチラシに「地図」がないようなもの。
見た人はどうしたらいいか分かりませんよね。

過剰とはたとえば、着付け教室のチラシに「畳のイグサの品質や産地」から
「教室の所在地の歴史」「講師が生まれた日に関する母親の思い出話」まで
講師のこだわりでなんでもかんでも記載するようなこと。

「知ってほしい」気持ちが強すぎると、そうなりがちです。

不足や過剰を簡単に記号で表すと、

(1)A、B
(2)A、B×2、C
(3)A、B、C、D

こんな感じでしょうか。

(1)は必要な「C」が欠けている。
(2)は「B」を過剰に語っている。
(3)は余分な「D」が全体の効果を下げてしまう。

ここで問題です。

(1)の人は、何をしたら文章が良くなるでしょうか。
(2)の人は? (3)の人は?


●「言語行為」は会話も文章も同じ

答えは簡単ですね。

(1)の人は、Cを足せばいい。

(2)はBを適度なレベルに抑えればいい。

(3)はDを取り除けばいい。

ところが、問題はここからなんです。

多くの人の傾向ではあるのですが、「必要なことをやらず、
必要でないことをやる」せいで、ちっとも「A、B、C」にならない。

文章や言葉に対する意識から変えないと、

(1)の人は「Cは好きではない」などと言いながら放置したままだし、
(2)の人は「Bが大事だと思うんです」とさらに「B×3」にしてしまう。
(3)の人は「Dにも興味を持つ人がいるかもしれないので」と
相変わらず余計なことまで書いてしまう。

※ここ、すごく大事なところ!

だから、ますます「効果の低い文章」になっていくのです。

頭で理屈っぽく考えて納得しながら書こうとしているかぎり、
「今までと同じ結論」しか出せないので、
結局は「似たような文章の域を脱することができない」のです。

会話だろうとスピーチだろうと文章だろうと、
すべての「言語行為」について言えることですね。

この流れを変えるのが、「季節の講座」(文章の書き方講座)です。

* * *

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内向型人間が声と話し方でソンしない本

●音色塾の教科書です

音色塾(発声と話し方の専門機関)のテキストとなっている本をご紹介しましょう。

『内向型人間が声と話し方でソンしない本』(青春出版社)

「内向型人間が」とタイトルに入っていますが、
内容は「相手にちゃんと届く声の出し方」です。

帯に書いてあるとおりですね。

よく考えてみたら、「声の本」は初めて。
「発声診断士」の立場で書いた初めての「声の本」です。

出版はせずに、オンラインでのレッスンのような形で
発声レッスンの文章をたくさん書いているので、
ぜんぜん初めての気がしませんが……

会場のレッスンに通えなくても、
自宅で共鳴発声法のトレーニングができる内容にまとめました。

会場のレッスンに通う方も、あらためて体系的な知識として
復習に役立つと思います。

「音色塾」にも時々、「とりあえず共鳴発声法をやりたいのですが
今までのレッスンを全部受けないとダメですか」という問合せが届くので、
これからは「この本を読んでください」と言えるのが助かる。

共鳴発声法の入門書、といったところですね。


●「相手にちゃんと届く声」は相手との関係を変える

発声によるコミュニケーションに苦手意識のある方は、
「声でがんばりたくない」と感じているんですよね。

今回の本の担当編集者も、そうでした。

「がんばれば大声が出せないこともないけれど、
そんなガンガン責めるような会話をしたいわけではない」

なにしろ、当初のテーマは「通る声」でした。
「自分自身でも、ガンガンやらずに通る声が出せるようになりたい」と。

「届く声」ではなく、「通る声」。

それが、原稿を書き、話をするうちに、
「大事なのは、通る声ではなくて、届く声なんですね」と理解してくれた。

この違いは大きいんですよね。
いつもレッスンを受けているあなたには
あらためて説明するまでもないでしょう。

「聞こえればいい」わけではない。
「ちょうどよく届く」が大事。

目の前の相手に上投げのボールを投げつけるような会話では、
気持ちいい会話にならない。

目の前なら、下手投げで軽く「ハイっ」と渡す感じがいい。

かといって目の前なのに、ギリギリ届かずに手前にボールが落ちたら、
何か話しかけるたびに「えっ?」「なに?」と聞き返さなければならない。

聞くほうも億劫になるし、聞き返されるほうは責められているように感じる。

だから「ちょうどよく届く」がいい。

ちょうどよく届く声なら、がんばることなく会話が成り立つので、
楽に、無理なく、自然な会話ができるようになります。


●共鳴を集めて声を出してみたら「えっ、こんなに小さい声で?」

この本の第3章に「共鳴を集める方法」のトレーニングが載っています。

共鳴を集めて出す声を練習したら、実地で実験をしてみましょう。

たとえばレストランで、最小限の声量で店員さんを呼んでみてください。

少々ざわついた場所ほど、効果の違いが分かります。

共鳴を集めないで(共鳴発声法ではない声で)出した声は、
声量が小さいと聞こえずに気づいてもらえない。

そのまま声量を上げていけば、
やがて店員さんに気づいてもらえる声にはなりますが、
周囲のお客さんもなぜかこっちを向く。

そこで、共鳴を集めた声を出すと、どうなるか。

やってみてのお楽しみですが、「周囲に違和感を与えることなく、
目的の店員さんにちゃんと気づいてもらえる」声になります。

「えっ、こんなに小さい声で、届いたの!?」と驚くかもしれません。

「ちゃんと届く声が、こんなに楽に出せるの?」と拍子抜けするかも。

ぜひマスターしてくださいね。

もし、トレーニングをしていて、分かりにくいことがあったら、
遠慮なくメールをください。

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


がんばっても、がんばっても……を抜け出す唯一の方法

●なぜ努力の成果が出ないのか

「努力しているつもりなのに、彼の態度が変わらない」
「どこにいても、なぜか浮く」
「がんばってもがんばっても、生活が楽にならない」

ここ最近届いたメールからの抜粋です。

これらの悩みの共通点は何か、分かりますか?

ほかにも何通か挙げてみます。

「仕事を始めたが、誠実に取り組んでいるのに稼げるようにならない」
「上司との関係を良くしたいといろいろ工夫しているのに、改善しない」
「結局いくらがんばっても自分はこのままなんじゃないかと不安になる」

見えてきたでしょう。
「投じているエネルギーの成果(リターン)が得られない」状態です。

怠けて何もせずにいて、状況が変わらないのは、よく分かる。

でも、これだけがんばって、行動もそれなりにしているつもりなのに、
状況が変わらないのはどうしてだろう。

「こんなにつらいのに、こんなに我慢しているのは、私ぐらいじゃないか」
と思えるほど毎日が大変なのに、
どうして楽になっていく気配も感じられないんだろう。

まわりを見ていると、「どうして私ばっかり」とつい思ってしまう……


●言葉のパワーには逆らえない……

そんな苦しみから解放されるためのお手伝いをしたいと
いつも思っています。

メールレッスンやことば学講座を受けているあなたには、
すべてがそのためのレッスンだと分かるでしょう。

だから、これからする話も、きっと素直に受け取っていただけると思います。

受け取った人だけに良いことがあるレッスンです。

ともすると、きつく聞こえるかもしれない話ですが、
あなたはきっと、有効なレッスンとして活かしてくれるでしょう。

上記のような現状に悩み苦しむ方には、共通点があります。

すでに苦しんでいるところ追い打ちをかけたくはありませんが、
「意識の影響力を甘く見ている」のが、苦悩から解放されない原因です。

「意識の影響力を甘く見ている」。

言い方を変えるなら、「意識のマイナス影響を受ける考え方や感情を
自分に許してしまっている」といえる。

「自分に許してしまっている」とは、つまり「見逃している」ということ。

意識は「言葉」として外に現れるので、
言葉をチェックすれば自分の意識状態が分かります。

しかし、多くの人は、自分の中で生じた言葉を、あまり問題視しません。

つまり、

「言葉の影響力を甘く見ている」のです。

現代人は、意識よりもっと分かりやすい事柄や出来事のマイナス影響は
強く気にしたり避けようとしたり問題視したりします。

たとえば、

・解雇
・離婚
・減給
・破産
・孤独
・老化
・いやがらせやイジメの被害

といった出来事がわが身に起こりうる状況になったら、
本気で問題視して、なんとかして回避しようとしますよね。

ストレスの大きい、生活にマイナス影響を与える出来事だと分かるからです。

ところが、自分の中に「マイナス影響を与える言葉」が生じたときに、
同じように問題視するか、「なんとかしなければ」と慌てるかというと、
あっさり流してしまう。

その積み重ねが、現状を招いているのです。

「いやいや、解雇とか減給は生活にすぐに影響する大事件だけど、
上司のことをクソヤロー死ねと感じたとしても、
そんな緊急性も重大性もないのでは?」

そう思うかもしれません。

だからこそ自分の現状に甘んじ、放置してしまうんですよね。

しかし、そこで差がついています。

その言葉が強烈な力でブレーキをかけ、引き戻そうとします。

言葉のパワーには何人たりとも逆らえないのです。


●「テクニックで一発逆転」はあり得ない

たとえば、
「仕事を始めたが、誠実に取り組んでいるのに稼げるようにならない」
という悩みがありました。

陶芸で器を焼いて売り始めたのに、売れ行きが伸び悩んでいる。
そんなとき、ネットに横行する妙な売上アップテクニックみたいなものに
手を出したくなる人もいる。

ところが、「いつか決定打に当たるはず」とあれこれ手を出してみても、
思うような成果が出ないでしょう?

永遠に出ません。一時的に出ても、また戻ります。
なぜなのか。

言葉が変わっていないからです。
自分の中に浮かんでくる言葉を「調律」できていないからです。

妙なテクニックを試してみて、成果が上がらないと、
「こんなのうまくいかない」と、そのテクニックのせいにする。
「ちゃんと使えるテクニックを見つけないと」とほかを探す。

そのようなテクニックをそもそも欲しがった感覚自体を直視しないと
「がんばってもがんばっても何も変わっていない」無限ループから
抜け出すことができません。

人付き合いも同じ。
うまくいかないときに、「あの人は部下の話を聞かないから」
「男尊女卑の考え方を持っている人だから、うまくいかなかった」
のように、うまくいかない原因を相手の中に探そうとするパターンを
延々と繰り返してしまう。

「言葉の調律」によって「意識の調律」を進めないかぎり、
いつまででも延々と同じ繰り返しになります。

「何かのテクニックで一発逆転」はあり得ません。

あるとすれば、「言葉の調律で一発逆転」だけです。

なぜなら、調律が進んで自然に浮かんでくる言葉が変わったなら、
それは「違う存在に生まれ変わった」「真の成功体質になった」
と言えるからです。


●言葉の調律が進むとどうなるか

言葉のパワーは強烈です。

がんばっても、努力しても、何をしてもうまくいかないとしたら、
自然に浮かんでくる言葉を「仕方ない」と放置しているから。

あるいは、「こんなふうに思ってはいけない」と頭では考えても、
本気で何とかしようとは思っていないから。

何とかできていない状態のまま、
「思ってしまうのは仕方ない」「それが私の本音だから」と放置してきたから。

言葉はいつも、あなたの内部にあって、あなたを操縦しています。

その言葉にズレがあったら、うまくいかないのは当たり前。

何かを手に入れたくて、全力でがんばっていても、
はるかに強力な言葉のパワーが、あなたの中で邪魔をしているとしたら?

「言葉が超強力なパワーで引き戻している」とイメージすると分かります。

「ホメオスタシス」と呼ばれるのでしたね。

でも、心配は要りません。
あなたへのレッスンは、「言葉の調律」に入っているからです。

これから本気になれば、大丈夫。
あなたの中にある言葉を日に日に改善、日に日に強化していきます。

言葉の調律が進み、あなたの中にある言葉が良い状態になると、どうなるか。

「言葉が超強力なパワーで目的地に連れていってくれる」のです。

すでに実感しているかもしれませんね。

徹底的にいきますよ。

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言葉の調律

●「そんなの当たり前」と思っていたら……

先週末は東京と新潟でことば学講座でした。

受講者のみなさん、きっと今頃は「生活の全局面」で
自分の言葉をチェックしていることでしょう。

言葉はあなたの潜在意識の奥と連動しているものなので、
相当しっかり意識を向けないと、気づかずに流してしまいがちです。

つい先ほど、こんなメールが届きましたよ。

先生のおっしゃる通りです。
読みながら、「そんなの当たり前。
昨日今日、齋藤先生の文章を読み始めたんじゃないのよ」
と、スルーしかけましたが
「いや、待てよ」という声がする。
実は、いろいろやらかしてしまったばかりだったのです。

と、あらためて意識を向けてみて、ようやく気づけるものです。

「イライラする」
「ムカつく」
「疲れた」
「やる気しない」
「今日は何をしても上手くいかない気がする」
「時間がない」

といった言葉が頻繁に出てきていることに気づいたそうです。

素晴らしかったのは、

これ位いいか、仕方ないと、
目をつぶるのが習慣化すると、
いちいち意識しなくなってしまうんですね。
今更ながら、無意識の力って、本当に凄まじい。

と気づいたこと。

まさにそのとおりです。
向き合うのが痛くてしまいこんでしまうと、
気づかない人になってしまう。

そこに気づいたのは、素晴らしい収穫です。


●言葉の調律は「脳の使い方」

調律の対象となるような言葉がポロポロ出てこようと、
ガッカリする必要はありませんよ。

むしろ、「収穫が多い」と喜んでいい。

「言葉の調律」が進むと、あなたには明るい未来が、
気持ちいい未来が、充実した未来が待っているのだから、
これほど喜ばしい収穫があるでしょうか。

言葉の調律は、実際に始めてみると実感するように、
「意識の使い方」の技術を向上させていく手順にほかなりません。

脳科学の分野では「脳の使い方」とも言われる。

現代人は脳の使い方が総じて下手になっている、と言われます。

ポイントは複数あるので今後の講座で順を追って取り上げていきますが、
分かりやすい例をひとつ挙げると、「頭の中が騒がしい」人が増えている。

「頭の中が騒がしい」感覚は分かりますか?

・なぜかイライラする
・漠然とした不安がいつもある
・他人の言葉に過敏に反応してしまう
・一点集中が長続きしない

こんな状態です。

原因は「言葉の調律が狂っていて、関係ない音まで鳴ってしまう」から。

ピアノのドを鳴らそうとしたら、レとミまで同時に鳴って、
しかもそれぞれが少しずつ狂っている。

──それが多くの現代人の「言葉の調律」状態です。

適切で効果的な言葉が出てきてほしいのに、イライラさせるような、
集中を削ぐような、人間関係にプラスにならない言葉が
いつも頭の中に浮かんで騒がしい。

やっぱり「にこにこ」のほうがいいですよね。

脳はエネルギー消費の激しい臓器なので、
余計な言葉が浮かぶたびに疲れて、ぐったりしてしまう。

たいして動いていないのに、なぜかいつも疲れているとしたら、
言葉の調律を進めていくと、「スッキリ目覚めた」人になれます。

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