マインドフルネス瞑想とは

マインドフルネスとは


●マインドフルネスって何?


「マインドフルネス」「マインドフルネス瞑想」という言葉を見聞きしたことがあるでしょうか。

この言葉はもともと、「今、この瞬間」を大切にする生き方のこと。ストレスを和らげたり集中力を高めたりする効果が期待できることから、今や日本だけでなく世界中で話題になっています。

マインドフルネスは、マサチューセッツ大学医学校名誉教授のジョン・カバットジン博士が「マインドフルネス瞑想」として医療に活かしたことをきっかけに広まりました。

医療分野以外でも、グーグルやアップルといった有名企業が社員研修にマインドフルネスを取り入れたので、そちら経由で(たとえば職場で)知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

マインドフルネス瞑想は仏教の瞑想法から生まれた方法でありながら、宗教色を取り除いているので、自律訓練法であると解釈すると、最も正確に実態がつかめます。

シュルツの自律訓練法を経験したことのある方であれば、マインドフルネス瞑想を実践したときに「なんだ、ほとんど同じだな」と気づきます。

でも、ヨガの事情と似て、こうして広く普及すると、「自律訓練法よりやりやすい」「とっつきやすい」「最新の手法に触れている」感覚になるから不思議です。


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●「今この瞬間」に意識を向ける


マインドフルネス(マインドフルネス瞑想)といっても現在は、多くの研究者や実践者がそれぞれに(良し悪しは別にして)独自の見解を示し、それぞれの定義をしているので、厳密な定義はありません。

それが良いところでもありますね。それもまた、ヨガの事情と似ているといえるでしょう。

特定の機関や団体が「この方法だけが正しく、ほかは認めない」「利用する場合は入会して云々」のような手法は、広まらないですよね。

だから、固く考えず自由に座ってみるのが一番ですが、大事な要素が2つあります。



1.「今この瞬間」に意識を向ける

マインドフルネスの考え方では、「今この瞬間」に意識を向けることを必要条件としています。

外部世界に意識を奪われなくなり、心が静かに安定します。浪費していた意識のエネルギーを適切に使えるようになるので、以前は不安でたまらず動揺していたような状況でも、あたふたせず安定した対処ができるようになります。



2 .判断をしない

これは現代人はかなり難しい要素なのですが、瞑想やトランス、自律訓練法などでは最も大事な要素といえます。

現代人は批判的な思考が癖になっている人が多く、「これで良い」「いや、ダメだ」「ちゃんとできているかどうか」といった思考をどうしても働かせてしまいます。

マインドフルネス瞑想でも、それをやめるのが必要条件です。

今の自分がどんな状態にあるとか、かつてどんな願いを持っていて夢に破れただとか、そんな判断や評価をせず、現状をありのままにモニターします。

マインドフルネス瞑想をさらに進化させたトランス瞑想をいずれはマスターするためにも、まずはマインドフルネス瞑想の基本的なやり方を説明しておきます。

リラックス効果やストレス軽減効果が期待できますから、ぜひ毎日続けてみてください。

「成果が出ている実感がない」「この方法で良いのか確信が持てない」といった理由で、数日でやめてしまうようでは、軽いリラックス以上の効果は期待できません。

「とにかく続ける」と決めて、続けましょう。



●マインドフルネス瞑想の方法


マインドフルネス瞑想にはいろいろな方法がありますが、ここでは2種類を取り上げてみます。


・静座瞑想法

まっすぐに座り、呼吸に意識を向けます。一日1回、10分程度から始めてみましょう。

長時間すればいいものでもなく、長くても30分程度を上限とするのが実用的でしょう。

呼吸から思考へと意識の対象を移し、やがて何にも意識を向けずに座っている境地に至ります。


・歩行瞑想法

歩行瞑想法は、歩く感覚(足や全身に感じる感覚)や呼吸に意識を向けながら歩きます。

ほかにも、シュルツの自律訓練法でおなじみの、体のさまざまな部位に順に意識を向けていく方法(ボディ・スキャン)などがあります。


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●マインドフルネス瞑想(または一般的な瞑想)の効果


瞑想にはさまざまな効果、効能があることが近年の研究により明らかとなっています。

・リラックス
・ストレスの軽減
・自己コントロール
・痛みの緩和
・喘息、過食、抑うつ等の症状の改善
・うつ病、不安障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)等の改善
・アンガーマネジメント
・集中力の向上
・注意力、洞察力の向上
・気持ちの余裕
・ネガティブな感情の解放



●トランス瞑想への深化


マインドフルネス瞑想により、瞑想(変性意識状態)がある程度まで深化したら、そこから先は「トランス瞑想」のレベルに至ります。

マインドフルネス瞑想は一人でおこなえますが、高度で深いトランスのコントロールになると、専門家の指導が必要です。

トランス瞑想は必ずMKCカウンセリングによる指導を受けながらおこなってください。

新潟市と東京都内(江東区深川、門前仲町駅近く)でレッスン(ことば学講座)をおこなっています。



※ことば学講座とは


ことば学講座は、言葉というツールを使いこなすための「大人の言葉レッスン」です。

最新の言語心理学の成果を取り上げつつ、実際に「使える」技として言葉や発声、論理、意識コントロール、トランス技法(瞑想)、身体操作などをトレーニングします。

会場は新潟(新潟市中央区上近江)と東京(東京都江東区深川)です。

言語力を高め、意識の達人になって、気持ちいい毎日を過ごしましょう。

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MKCカウンセリングのメインレッスンは『楽しんでいるうちに人間関係がどんどん良くなるレッスン』です。レッスンで会いましょう。

特にトランス能力を高めたい方は、オプションとして『伝授!潜在意識浄化法』レッスンを併用すると、確実にトランス技術を身につけることができます。


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