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●身近な相手にこそ効く「任せる技術」をマスターしよう
今度の「ことば学講座」は、「任せる技術」ですね。
こんなメールをいただきました。
「予告」の案内を読むまで、
「任せる」という概念を全く持たずに生きてきました。そのため「ムダなこと」にエネルギーを注ぎ過ぎてしまっていたようです。
「最近特に、母から精神的に依存され過ぎている」
と感じていて「なんとかしないと」と思っていました。
身近な相手との関係は、安心感や幸福感をくれる一方、エネルギーや時間を奪われるケースもあります。
大事なトレーニングに費やす時間が奪われたり、体力が削られたりしているのに、「仕方ない」「そういうものだから」とあきらめムードになりますね。
もっとも、本当の「あきらめ」(諦観)なら良いのですが、たいていは日常語としての「あきらめ」レベルにとどまり、つまり心の奥に「相手を責める」意識が残ってしまいます。
「母がいなければ、私も行けるのに、あきらめないと」
「この子に手がかからなければ、もっと活躍できるのに、あきらめなきゃ」
口には出さなくても、奥にこんな意識があると、罪悪感をも生み出し、ますます自分の潜在能力を抑え込んでしまいます。
潜在能力は、ゆったりリラックスして「解放」してやらないと、伸びませんからね。
先ほどのメールをくれた方も、次のように書いていました。
今の現状は、
「こういう時に親身になってあげなければ、親不孝」と思っていたのと、
「母は弱い人だから、私が何とかしないと」と勝手に決めつけていた
「考え方」が原因だと思います。
「親孝行、親不孝」のような大義名分になるような言葉には、気をつけたいですね。以前に取り上げた「言葉の呪い」になりかねません。
「本当にそう?」と掘り下げて考えないと、本当の意味では相手のためになっていなかったり、ほかにもっと良い選択肢があったりするはずなのに、盲目的にあれこれ背負い込み、自分を追い込んでしまいます。
「こうして自分を犠牲にしている私って、なんて親孝行」という自己満足によって、自分を無意識に納得させている場合もある(まさに共依存の関係ですね)。
このような「身近な関係」にも、「任せる技術」が功を奏します。
という話をすると、
「兄弟とかいたらいいですけど、私は一人っ子なんで、任せる相手がいないんです」
「兄はいますけど、絶対やらないですから」
といった答えが返ってくる。
確かに、
「任せる」=「他人にやってもらう」
と解釈しやすいでしょうからね。
しかし、あなたにマスターしてほしい「任せる技術」は、そんな単純で短絡的なものではありません。
もっとずっと深いものです。
「任せる」の本質を、今回はしっかり知って、「マスターした」と言えるレベルまで身につけてください。
「任せる」トレーニングは「ことば学講座」です。
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