本物の快適さと偽物の快適さの違いは?

 * * *

「ことば学講座」のお申込みはこちらからどうぞ。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

 * * *

●すべては「快適さ」のために

MKCレッスンであなたに手に入れてほしいのは、「快適さ」です。

精神的、肉体的に「快適」な毎日を過ごせるようになっていただきたい。

それも、「本物の快適さ」で。

偽物の快適さと本物の快適さ、どう違うかわかりますか?

たとえば、「人と話をするのが億劫だから、タッチパネルで注文する寿司屋なら快適」は、偽物の快適さ。

「人と話をするのが億劫だから、コミュニケーション能力を高めて、話すのが平気な自分を育てる」のは、本物の快適さです。

「階段を昇るのが大変だから、階段しかない建物には行かない」「エレベーターを設置してくれるように断固として働きかける」は、偽物の快適さ。

「階段を昇るのが大変だから、体の使い方を覚えて楽に昇れるようになろう」は、本物の快適さです。

つまり、快適の範囲を広げる方向へと自分を変えていくのが本物。

不快を避け、嫌なことから逃げて、かろうじて保っている快適さは偽物。

ということは、「偽物の快適さ」を追求してしまうと、年を重ねるごとにつらくなっていくのです。

そういう人が世の中には大勢います。むしろ多数派です。

マンガに出てくるほど典型的な、年齢とともに頑固で主張が強くなる因業ジジイは(まあ男性に限りませんが)、まさにそういうタイプですね。

あなたは逆を行きましょう。どんどん快適に、どんどん軽やかに、どんどんやわらかくなっていきましょうね。


●トレーニングのプロセスをも楽しむ

「階段の昇り方」について、こんなメールが届きました。

取り上げられているメールを見ると、
皆様すんなりできているようですが、
私はちゃんとできている自覚が得られていません。
毎日階段を上るので、意識して続けて練習してみます。
変ですが、コツがつかめないのも楽しんでいます。

いいですねえ。最後の「コツがつかめないのも楽しんでいる」ところが、最高にイイ。

そこですよね、上達のコツ、成長のコツは。

まさに、本物の快適さを手に入れる姿勢です。

何事も、摩擦なくスムーズに行くとは限りません。ハイレベルな技術や考え方を身につけようとしたら、「現状の自分」とはズレがあるのだから、多少なりともエネルギーと時間を要します。

しかしいずれ必ず身につきますから、落ち込んだりイライラしたりする必要などまったくありません。

この方のように、楽しむながらトレーニングをするのが一番です。

素敵なものを身につけるプロセスなのだから、プロセスそのものも楽しみましょう。

おいしいものを作って食べるまでのプロセスみたいなものです。ゴールは「おいしい、おいしい」という素敵な時間のはずなのに、途中の工程で「作るのはクソ面倒くさいんだよな」と毒づきながら料理をしていたら、もったいない。

長続きしそうにないし、出来上がる料理もあまりおいしそうでないですよね。飲食店に入って、厨房から罵声や愚痴が聞こえてくるようなもの。

買い物の段階から「ああして、こうして」とワクワクしながらイメージしていたら、体験全体があなたを成長させてくれます。

肩の力を抜いて、気持ちよく快適にトレーニングしましょう。

トレーニングに付随する事柄も、楽しみましょう。

たとえば、毎月の「ことば学講座」に参加するために、いろいろと調整しているでしょう?

・夕飯の用意を済ませてから出てくる
・残業にならないように数日前から調整
・新幹線を含む電車を乗り継いで数時間かかる
・地下鉄の構内を延々と歩く
・前回の課題をチェックして準備する

といったことです。

そこまで全部含めてあなたのレッスンだと考えてください。

そして、いかに効率よく、いかに賢く、いかにスマートに本番を迎えるかを、楽しむのです。

来週ですよ。あなたの「快適さ」を日に日に高めていきましょう。

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


トレーニングジムだから何回でもやります

●階段の昇り方は「快適さ」

ことば学講座で「階段の昇り方」を取り上げましたね。

https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

残念ながら参加できなかった方から、こんなメールをいただきました。

前回どうしても都合がつかなくて行けなかったのが悔やまれます。
職場がビルの4階で、しかも日に何回も上ったり下りたりするので、
階段が楽になるだけで仕事が楽になります。
また教えていただけますか?

大丈夫ですよ。
大事なことは何度も繰り返し取り上げますから。

ことば学講座は「講座」というより「トレーニングジム」に近いので、
毎回のテーマは一応ゆるやかに決まっているものの、
そのテーマのみを扱うわけではありません。

繰り返しによって、大事なことをしっかり体に沁み込ませる場です。

だからMKCレッスンは、

《MKC=Mind Kinetic Control》(心と体の最適化)

という目的で通うトレーニングジムである、といえます。

その証拠に、前回も前々回も「階段の昇り方」というテーマではなく、
デフォルト・モード・ネットワークや発想力といった、
もっと「言葉」に近いタイトルでしたが、
話の流れの中で体の使い方を取り上げ、「階段の昇り方」を練習しました。

「快適さ」という大事なテーマにつながる日常の動きですからね。

こんなふうに書いてくれた方もいます。

歩く時の体の使い方を変えるだけでこんなに快適になるなんて、
ある意味自分の中の革命ですね。
知らずに負担をかけ続けるところでした。

せっかくの心身を上手に使って「快適さ」の中で過ごしてほしい。

だから、いつかまた「階段の昇り方」をテーマとする回を設ける、
という意味ではなく、いつでもどこでも何度でも、
必要に応じて体の使い方として解説するから、大丈夫です。

会場で質問していただければ、その場で実演もできますよ。


●「身につけて」ください

トレーニングジムだから、成果を積み重ねていきます。
成果の積み重ねが大事。

「方法を覚える」ためではなく、
「できるようになる」ためのトレーニングです。

「階段の昇り方」といった「方法に関する知識」を仕入れても、
使いこなせなければ何の意味もありません。

プラスにならないばかりか、頭でっかちになる分、マイナスといえる。

MKCでトレーニングしていることは、必ず「身につけて」くださいね。

ちょっとやってみて、しっくりこないうちにあきらめるのが、
一番もったいない。

モノにしないと、注いだ時間とエネルギーが無駄になってしまいます。

身につけて、体に入れて、使いこなしましょう。

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


なぜこれだけで体が楽になったかわかりますか?(階段の昇り方)

●階段の昇り方を始めて教わった

MKCレッスンの目的は、あなたの毎日を「快適」にすることです。

先日の「ことば学講座」で、階段の昇り方をお伝えしましたね。

もっとも、本題は「アイデアを取り出す発想力アップ」でしたが、
すぐに効果が実感できるのは、階段のほうでしょう。

帰り道に早くも実践して、前々回の技を練習していたから、
動作がさらに高いレベルに進歩して「快適」になったのを実感できたようです。

こんなメールが届きました。

「今日の帰りにさっそく階段を昇るときに習った動きを使うと
前回よりもさらに楽に上れました」

「階段の上りは前回もご報告させていただいた通り、
サクサクと登れております♪」

「階段の昇り方を教わったのは初めてでした。
こういう機会は本当に少ないので、感謝しています」

受講者のみなさん、しっかり実践して、成果を上げていますね。

言葉の能力も、体の使い方も、一生ものです。
一つ一つの技やコツの積み重ねですからね。

こうしてトレーニングするかしないかで、
年々差がついていきます。

残りの一生を「快適」に生き、充実した毎日を生きるために、
一つ一つ丁寧に身につけていきましょう。


●あなたはアクセルと一緒にブレーキを踏んでいた

こういったトレーニングは、あなたを日に日に「快適」にします。

言語能力を高めて人間関係を改善したり、仕事で成功したり、
体の使い方を覚えて、トラブルなく楽に動けるようになったり、
ネガティブでつらい思考パターンから解放されたり……など、
すべてが「快適」につながっています。

たとえば、コミュニケーション能力のせいで仕事がうまくいかないと、
人間関係に苦しむだけでなく、収入も低い水準にとどまり、
行動は制限され、将来への期待も持てないでしょう。

体の使い方を知らず、年齢とともにあちこちに痛みを生じると、
立ち上がるのも歩くのも億劫になって、表情も険しくなっていく。

ネガティブ思考パターンのせいで愚痴や悪口を思い浮かべる傾向が強いと、
「付き合いたくない人」「共感はできても一緒に過ごしたくないタイプ」
とレッテルを貼られて孤立していく。

  • 言葉の使い方
  • 体の使い方
  • 意識の使い方

という、MKCレッスンで扱うトレーニングは、
小手先のテクニックでごまかし切り抜けるのと違って、
本質的に状況を改善して、毎日を「快適」にしてくれます。

今回お教えした階段の昇り方で、なぜこんなに動きが楽になったのか。

同じ距離を動くにも、ラクラクサクサク動ける人と、
ぐったり重たい体に鞭打って動く人がいます。

これからのあなたと、以前のあなたの違いのように感じるかもしれません。

3階まで階段を昇ってヒーヒー言っていたかつてのあなたが、
今はちょっとした技を知って若々しく美しく階段を昇っていく。

なぜなのか。

以前のあなたは、アクセルと同時にブレーキを踏んでいたからです。

文字通り、ブレーキ筋である大腿四頭筋を効かせてしまっていた。

ブレーキ筋を使わないコツを覚えて、少しトレーニングすれば、
こんなに楽に動けるようになるのです。

これほど楽なら、何歳になっても自分の足で歩けるし、
ちょっとばかり筋肉が衰えたところで、寝たきりにならない。

「技」は衰えないからです。

言葉の技、動作の技、意識の技を鍛えていきましょう。

次回の「ことば学講座」はこちらからお手続きをどうぞ。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


日常の動作が楽になる言葉の使い方

●「それって将来役に立つの?」

子どもの頃に、親や学校の先生に向かって、
「こんな勉強、将来役に立つの?」と聞いたことはありませんか?

ストレートに尋ねはしないにしても、内心疑問に思った経験は
多くの人にありそうですね。

受験業界では、指導者たちが「どう答えるか」に直面する問題なので、
必ず通る道です。

まあそんな大げさなものではありませんが……

数学では因数分解や微分積分、国語では古文の暗唱など、
「将来役に立つの?」という疑問を抱きやすいタイミングはあるようです。

なぜか英語は、聞かれないんですよね。
実用性が高いと思われているのでしょうか。
英語の指導者としては有利で楽ですが、
日本語のネイティブとしては、ちょっぴり寂しいことですね。


●確かに実用的ではない言葉の知識もあるけれど

さて、その「国語、日本語」について考えてみましょう。

私たちネイティブスピーカーにとって、
表記や漢字の知識は実用的です。

「じうすあります」と書いたら、「ジュースあります」に思えない。
(小学生の頃に通学途中の店に書いてあった)

「飛行機が跳ぶ」と書いたら、躍動感のある飛行機をイメージしてしまう。

「外来語はカタカナ表記」
「『飛ぶ』と『跳ぶ』の区別」

といった知識は、実用性が高いんですね。

それに対して、「美しい」は形容詞だが「綺麗だ」は形容動詞、だとか
「する」はサ行変格活用動詞、といった知識は、
まったく無くても日常会話はもちろん、学術的な論文を書くにも困らない。

「日本語に関する論文」を書くなんて、日本人の中でも特にマニアックな
ごく一部の人間だけの行為ですから、全員に義務教育で教えるとしたら
「実用性」を理由にするのは無理がありますね。

しかし、です。

漢字の使い方より、「じうす」より、
はるかに実用的で有用な言葉の知識があります。

それが今回の「ことば学講座」で取り上げる「身体操作への影響」です。


●言葉の使い方で、動作が楽になる

頭の中に浮かんでいる言葉によって、動作が変わります。

あなたを苦しめている慢性の肩こり、腰痛は、
動作(立ったり座ったり歩いたり)の際に意識すべき言葉が
頭の中に浮かんでいないせいかもしれません。

漫然と立ち、なんとなく座り、惰性で歩いていませんか?

適切な言葉を用いて、あなたの身体に適切な動きを教えるのは、
あなた自身の大事な仕事ですよ。

疲れない立ち方、凝らない座り方、
違和感のないスムーズな歩き方を身につけましょう。

翌日から仕事の様子が変わりますよ。

言葉の秘訣を伝授していきますから、必ずマスターしてくださいね。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


言葉の使い方で体の動きがこう変わる

●うまくいく体質、うまくいきにくい体質を言葉で強化している

私たちは、「言葉」で生きています。

大げさな言い方だと思いますか?

しかし、「イイ、これ!」「うわ、ぬるっとした!」などと
感じたことが言葉になり、言葉を使って思考して、
思考に基づいて行動しているのだから、決して大げさではないでしょう。

「ぬるっと」と言うか「つるっと」と言うかで、本人は軽い気持ちでも、
相手への伝わり方が違ってきます。

そうめんののどごしを「つるっと」の代わりに「ぬるっと」と表現したら、
相手は箸を置きたくなるでしょう。

どんな言葉を使うか、どんな言い方をするかによって、
人に与える印象や、人からの扱いも変わります。

「言い方」の違いを明示的に説明されたのは、合気道の道場でした。

稽古が終わると、門弟が道場の台所のような場所に集まって食事をします。
奥様がいろいろと作ってくださるのです。

ある時、食事が終わった頃に来た門弟がいました。

稽古はとっくに終わっていて、「みんなと会うだけ」のために来るわけですが、
仕事の都合で遅くなる門弟は、そういうことはよくありました。

奥様が「残り物ですけど、召し上がりますか」と、
すでに片付けてあったものを冷蔵庫から取り出しました。

すると先生が、「そういう時は、特別に取っておいた、と言うんだよ」と言い、
奥様も「○○さんのために取っておきました」と言いながら食卓に出しました。

お二人とも冗談めかした言い方だったので、いつものお戯れかと思いましたが、
先生からは「言い方ひとつで、違って伝わる」「言い方が大事」という話を
その後何度も聞かされました。

言葉の選び方、表現の仕方ひとつで、相手を気分よくもさせれば、
ストレスを与えもします。

つまり「うまくいく体質」「うまくいきにくい体質」を言葉で強化している、
ということができます。


●正中線、丹田も言葉

すでにおなじみの正中線や丹田、意識体といった言葉も、
「意識」や「身体感覚」でありながら、「言葉」としてパッケージ化して
適切に使うことによって、再現性が高まり、安定します。

つまり、言葉の使い方によって、身体感覚が変わるのです。

今回の「ことば学講座」は、まさにこの言葉の効果を取り上げます。

言葉で意識が変わり、意識で体の動きが変わることを実感していただきます。

スポーツや演奏、演技など高度な身体操作だけでなく、
日常の動作もガラリと変わりますよ。

レッスン後に鏡に映った歩き姿、座った姿を見て、
変化を実感してください。

言葉の秘訣を伝授していきますから、必ずマスターしてくださいね。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


ひょろびりの股引きになるな(動作の最適化)

●今よりもっと快適になる方法

今、あなたにどうしても伝えておきたいのが「動作の最適化」です。

なぜなら、快適な未来を手に入れてほしいから。

来年は今よりもっと快適でいたいですか?

こうして縁あってMKCレッスンを受けているあなたには、10年後も20年後も快適な毎日を生きていてほしい。

そう願っています。

だから、今年より来年のほうがもっと体が楽になる……そんな生き方をオススメしたい。

だから、「つらくて苦しくて不自由な老後なんて御免こうむる」……そんな気概を持ってトレーニングに臨んでいただきたい。

すばらしい未来をイメージしながらトレーニングに取り組むと、快適な未来が必ず手に入ります。

なぜなら、イメージは現実になっていくからです。

それでは、「今よりもっと快適になる方法」のトレーニングに入りましょう。

明日の「オンラインことば学講座」です。

https://wsi-net.org/kotoba.html (オンラインことば学講座)


●ひょろびりの股引きになるな

「ひょろびりの股引(ももひき)」って、聞いたことがありますか?

落語に出てくる表現で、古びてダメになりかけている股引のことです。

古くて布が弱っていて、穿いて「ひょろっ」とよろけると「ビリッ」と破れてしまうから、「ひょろびり」。

年を取ると、まるで「ひょろびりの身体」になってしまう人がいます。

しかも、少なくない。

ちょっとつまずいたり転んだりしただけで、ビリッと破けるかのように、ケガをしたり痛みを覚えたりする身体です。

「年を取ればどこかしら痛むものだ」なんて言い方をする人もいます。

つまり、どこかが痛くてツライのを当たり前のことと思っている。

現実はイメージしたとおりになっていくのだから、そんなふうに思っていたら、本当に痛くて脆い身体になってしまいます。

まずはイメージから先に変えましょう。

「何かあればすぐ痛む」体なんて、御免こうむりたいですね。

何歳になっても気持ちよく、楽に動ける動作を、今のうちに身につけておきましょう。


●階段を楽に降りるには

しゃがんだ姿勢から立ち上がるのは、スッとできますか?

「スクワット」というトレーニングが世界中で利用されている以上、しゃがんだところから立ち上がるのが大変という人が多い現状がわかります。

「しゃがむどころか、椅子から立つのも大変」と話していた方もいましたよ。

立ち方を教えますから、今のうちに覚えておいてくださいね。

階段を昇るのはマシだけど降りるのがツライ、と感じたことはありませんか?

ツライのはおそらく、膝でしょう。つまりは膝に負担が集中する動作になってしまっている、ということです。

階段や坂道を降りるときは、昇るときよりもさらに精妙な股関節の使い方が必要になります。

このような、体を起こしたり持ち上げたりする動作を最適化しておかないと、重力が働く地球上で生きている私たちは、やがて体の衰えとともに重力に負けて、まともに動けなくなってしまいます。

かといって、「筋トレで強化だ」という方針では長続きしないし、ケガでもしたらトレーニング自体ができなくなるのは、もう経験済みでしょう。

動きそのものを変える必要があります。

今年より来年、来年より再来年と、動作が年々気持ちよくなっていきますよ。

それでは、明日の夕方、一緒に体を動かしましょう。

オンラインことば学講座です。
   ↓
https://wsi-net.org/kotoba.html (オンラインことば学講座)