●次回のことば学講座は「余裕がある人」
次回のテーマは「余裕がある人になる方法」です。
「どんな人になりたいですか」
「どんな人に憧れますか」
「どんな上司の下で働きたいですか」
こんな調査結果の上位(時にはトップ)に必ず入っているのが、
「余裕がある人」。
余裕がある人は、イイですね。無条件に、イイ。
では、どんな人が「余裕がある」のでしょうか。
●「そりゃお金と時間に余裕があればね」
「お金と時間に余裕があれば、自然に余裕のある人になる」
そう考える人が多いようです。
たしかに、お金のやりくりがうまくいくか心配でびくびくしたり、
忙しくてイライラしたりするのだから、わかりやすい。
でも、お金があっても不安な人、暇はあっても落ち着かない人を、
私はクライアントに大勢見てきました。
逆に、お金の収支はカツカツでも、毎日仕事で駆け回っていても、
余裕がある人は余裕がある。
つまり、お金が足りなくてびくびくする人が、
今月はやりくりが上手にできて気持ちが落ち着いているとしたら、
それは「余裕がある人になった」のではなく、
「余裕ない人が、お金のおかげで一時的に落ち着いている」だけ。
「痛み止めで症状を抑えているだけで、骨は折れている」ようなもの。
問題が解決したわけではないし、
何かあればまた落ち着かない不安な状態に逆戻り。
つまり、お金も時間も、
「余裕がある人とない人の違い」をあぶり出すきっかけのひとつであって、
余裕がある人の条件ではない、ということです。
では、余裕がある人の条件とは、何なのでしょうか。
●どんな言葉が出てくるか
余裕があるかどうかは、「中にある言葉」で決まります。
何かを見聞きしたり、何かの状況に置かれたりしたときに、
自然に出てくる「反応」が違う。
「余裕がある人は、余裕のある言葉を持っている」のです。
余裕がある人は、安心感があります。
余裕がある人は、素敵です。
次回のことば学講座で、「余裕がある人」の言葉トレーニングをしましょう。
「痛み止めで症状を抑えているだけで、骨は折れている」状態から、
「骨が治った」状態にしますよ。
その言葉、こう言い換えるだけで、余裕のある人になる。
↓
http://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)
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