意識のクリーニングはどうしたらいい?

●心と体を最適化すれば楽になる

前回、「MKCは何の略?」なんて言葉遊びみたいな内容をお届けしましたね。

反響が思いのほか多くて驚きました。

《MKC=Mind Kinetic Control》(心と体の最適化)

確かに「レッスン内容にぴったり」の解釈でしたね。
私自身驚いたくらいですから。

今後「MKC」と見聞きしたら、
「Mind Kinetic Control」を思い出してください。

Kineticがちょっと難しい(カタカナ語として馴染んでいない)言葉ですが、
「心と体を最適化することが大事なんだな」と意識できたら、
それだけで有効なレッスンになります。

名称がレッスンになるなんて、最高ですね。

そうそう、こんなメールをいただきました。

ご無沙汰してしまい、報告メールをお送りするのが
ずいぶん空いてしまいましたが、
これからしっかりご報告していきます!

その間もレッスンは受けていましたが、
やはり先生に報告していかなければ、
レッスンの成果も十分に上げられないとすごく実感しました。

大事なところを実感できたのですね。すばらしい。

報告メールといっても、何でもいいんですよね。
とりあえず書くだけで、いい。

レッスンの成果を上げるには、「意識をレッスンとつなげておく」ことが大事。

そのためには、報告メールが必要不可欠です。

たまにレッスンの中で自分のメールが引用されたりすると、
レッスンに取り組んでいる実感があって、テンションが上がるでしょう?

「そこに自分がいる」ような感覚ですね。

何事もそうですが、成果を上げるには「つながっている感覚」が大事です。

たとえば、「Kinetic」要素として「腰の使い方」をトレーニングしていますね。

「腰の使い方」といっても、色っぽい話ばかりではありませんよ。
日常生活での動作に、腰はとっても大事です。

床に落ちているものを拾う時、「重心」を「物」に近づけるコツは
もう体に沁みつきましたか?

テキトーに手を伸ばしてひょいっと拾おうとして、
ぎっくり腰になった経験者もいるでしょう。

なぜテキトーにひょいっとやると、体に負担がかかるのか。

その理由が「つながり」です。

重心を物に近寄せて拾う時、上半身と下半身のつながりが保たれます。

「テキトーにひょい」はつながりが切れてバラバラ。

つながりのキープはとっても大事です。

成果を出し続けるためにも、報告メールを時々送ってくださいね。


●意識のクリーニングは言葉を使う

重心やつながりといった身体操作と合わせて、
快適な生活のために整えたい要素が3つあります。

  1. 意識
  2. 身体操作
  3. 言葉

この3つです。

目に見えない「意識」は最も難しいので、
身体操作と言葉からアプローチして、意識を整えるという手法が有効です。

身体操作は、とっつきやすいですね。
たとえば、骨盤が寝ている(後傾)のを起こすだけでも、
体の動きが楽になります。

ただし、骨盤を起こしておくのに必要な筋肉を鍛えるトレーニングによって
「正しい姿勢を維持するのがつらい」という矛盾を修正していきます。

このあたりは、頭でも理解しやすい。

難しいのは、意識です。

意識は目に見えず、顕在意識的にキャッチしにくいので、
「自覚」が難しい。

そこで、自覚しやすい「言葉」を頼りに意識にアプローチします。

たとえば、口癖。

口癖を分析すると、意識がどんな状態にあり、どんな傾向を持っていて、
今後何に気をつけたほうがいいかがわかります。

意識が言葉として顕在化する前の段階では、
自分自身でも意識内容をはっきり自覚していないのだから、
トラブルがあっても改善のしようがないし、
指摘されても「そんなことはない」と否定してしまいます。

言葉として外に出たら、もう否定できません。

OK言葉とNG言葉を知って、会話でも文章でも独り言でも、
意識のもととなる言葉に気をつけて過ごし、
意識状態をクリーニングしていきましょうね。

* * *

【レッスンメニューのご案内】

  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


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