●それでいい
こんな報告メールが届きました。
「ポジティブ、ネガティブ」に関するトレーニングのご報告です。
昨日の報告メールはとてもネガティブでした。。。
人の言葉を勝手に悪く感じ、自分は違うと書いていますね。。。とても感じが悪いのは自分の方ですね。
たまたま、伝授のバックナンバーを電車で読んでいて気づきました。
ありがとうございました。
すばらしい。
「レッスンを読んでいて気づく」(そういう読み方をする)のが
すばらしい。
イイ読み方、受け方をしていますね。
それに、「世の中のネガティブ」に気づいて、「自分はそうではないと思う」
と感じたこと自体が、ネガティブな感じ方なのだと思った。
日常の過ごし方として、すばらしい姿勢です。
ただ、報告メールはトレーニングだから、別です。
レッスンの一環ですから、それでいいのですよ。
ありのままをそのまま書きながら、レッスンの中で修正を重ねるわけです。
潜在意識レベルのレッスンは、「考え方、感じ方のトレーニング」なのだから、
日常生活の一コマと捉えるのではなく、別次元で自分を育てているのだと
意識してください。
「トランス空間」という特殊なトレーニングの場で
世の中のほかの人たちや出来事とは無関係に、自分を育てているのだと
認識してください。
日常生活の中で、誰かに愚痴をこぼしたり他人の悪口を言ったりしたら、
それは「愚痴悪口行動」だから、改めなければいけない。
しかし、報告メールに「○○さんとうまくいっていないので、
なんとかしたくて○○を心がけているけれど、○○と言われた」
などと書くのは、愚痴悪口行動ではありません。
必要なトレーニング行動です。
トレーニングに必要な「自分の現状」に「気づく」ための報告メールです。
レッスンを受けているとき、あなたはこの世のしがらみやルールとは
まったく違う空間にいるわけです。
そうでしたね。
●「現状をなんとかしたい」という悩み
潜在意識レベルのトレーニングをするすべての人に共通するのが、
「現状を変えたい」との思いです。
「彼との関係」であったり、「職場での立場」だったり、
「自分の将来」であったり。
「将来」と「現状」は違うのでは、と思いそうですが、
「現状」を変えたものが「将来」になるのだから、同じです。
「現状を変えたい」と思っても、いったい何をしたらいいのか、
どこから手をつけるのがいいのか、わからずに迷い、
結局なにも変わらないまま数年を、十数年を浪費してしまうんですよね。
「気づいたら20年経っていた」なんてことになる。
あるいは、「この調子でいけばイイ感じになっていくかも」と感じていたのに、
気づいたらいつの間にか元に戻っていた、というケースも多い。
しかし、心理学的に潜在意識の働きを見ると、特殊な手法を使わないかぎり、
「いつの間にか元に戻って、時間を浪費し続ける」のは当然ともいえます。
「ホメオスタシス」という用語だけを考えても、わかるかもしれない。
「そこをなんとかする」ためのトレーニングが、MKCレッスンです。
●「会話」も現状を変える王道的方法
現状を変えるには、まず自分を変える。
自分を変えるには、うわべだけでなく潜在意識レベルで変わる。
──こういった「原理原則」があります。
「自分を変えなくても相手を変えられる裏技があればいいのに」
と思う気持ちはわかりますが、原理原則から外れているから、
そう願うこと自体が現状を変えるブレーキとなってしまいます。
多くの人は、よかれと思って、自分だけに合う方法があると思って、
原理原則から外れた方法を採ろうとするから、現状を変えられずにいます。
必要なことは、さほど多くありません。
しかし、その少数を徹底的に変え、鍛え、整える必要があります。
そのためのトレーニングが、MKCレッスンです。
今、特別レッスンが何日目まで来ていますか?
「トランスハイ」が出てきましたか?
生活の中での「トレーニングの優先順位」を上げると、
トレーニングの成果が上がります。
取り組み方を再確認して、グッとアクセルを踏んでみてください。
毎日の満足度を高めるには、人間関係が大事。
人間関係を円滑にするには、コミュニケーションが大事。
コミュニケーションの基本は会話。
──これも「さほど多くない」原理原則のうちのひとつです。
来週の土曜日は、新潟で「会話」のレッスンですよ。
しっかり身につけて、自分を育て、現状を変えましょう。
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何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。