見えなかったものが見えるようになるレッスン

●「どうしたらできるか」のトレーニング

今、新潟は大雪です。
窓の外に雪が積もって、外が見えないくらい。

電車やバスが止まったり、道路が渋滞しているどころか、
立往生の車で完全にふさがったり、
新潟市の混乱ぶりは、もはや災害レベルです。

スタッフからは、

「雪で交通が麻痺しています」
「今日は来ないでください」「駐車場にも入れませんから」
「家から出ないほうがいいですよ」

といった連絡が続々と入ってくるのですが、
明日は東京会場の「ことば学講座」なので、
ずっと動かないわけにもいきません。

新幹線は動くでしょうから、今日のうちに新潟駅近くのホテルに泊まれば、
明日は確実に東京行きの新幹線に乗れるかと予想して、
手配をしているところです。

こういうのはまさに「どうしたらできるか」のトレーニングになりますね。


●あなたはどんな「言葉の世界」に生きていますか?

私たちは言葉を使って生きています。

「言葉の世界に生きている」ともいえる。

使う言葉によって、住んでいる世界が変わる、ということです。

同じ場所にいて、同じ物を見ていても、
頭の中に浮かぶ言葉が違えば、生きている世界が違う。

駅前の植え込みを見て、

「冬なのに植物が豊富で気持ちいい」と思う人もいれば、
「はっきり言って税金の無駄遣い」としか思わない人もいる。

この両者はまったく違う世界に住んでいると言っていい。

両方を思いつく人もいるけれど、比重は一人一人違う。
みんな住んでいる世界が違うといえる。

価値観や立場の違いだから
「どちらが良い、どちらが悪い」とは言い切れないまでも
「違う」のは確かでしょう。

あなたはどんな「言葉の世界」に生きていますか?


●論理が成立した会話、破綻した会話

私たちは言葉の世界に生きている。

そして、言葉は「論理」です。

本来は。

しかし、論理に乏しい言葉の使い方もあります。

使い方を覚えないと、言葉を論理的に使うことができません。

言葉を論理的に使うとは、どういうことか。

「積み重ねられる使い方」です。

わかりやすい例を挙げましょう。AさんとBさんの会話です。

【会話例1】
A:お腹すいたなあ。
B:何か食べに行こうか。
A:天丼が食べたい。
B:駅前の蕎麦屋で食べられるかも。
A:電車に乗ればすぐだね。
B:よし行こう。

意識せずにポンポンとしゃべっていますが、
分析するとしっかりと論理の積み重ねで会話が進んでいます。

積み重ねとは、「前回ここまでやったから、今回はここから」のように
作業の積み重ねができる、ということ。

人が入れ替わっても世代が交代しても、仕事が生きていく。

このタイプは、仕事を成長させ、進めていくことができるので、
仕事がうまくいきます。

リーダーに抜擢されて成功したり、頼れる部下として信頼されたりするのは
このような「論理の積み重ね」ができるタイプ。

では、次の例はどうでしょうか。

【会話例2】
A:お腹すいたなあ。
B:何か食べに行こうか。
A:ってゆうかさ、最近やけに残業多くない?
B:ん? まあね。この時期だからでしょ。
A:あ、雪……寒いと思ったら!
B:また降ってきたか。
A:この間なんて、郵便局でさあ──

会話になっているようには見えますが、論理の積み重ねになっていない。

Bさんは論理の積み重ねをしようとしているのに、
Aさんは「論理のつながり」を無視したコミュニケーションをしている。

だから、何時間おしゃべりしても、次へとつながる積み重ねにならない。

「前回ここまでやったから、今回は──」にならない。
積み重ねもへったくれもない。

でも、ありがちですね。


●見えなかったものが見えるようになる

「論理力」を高めると、言葉という目に見えないものを適切に操り、
論を積み重ね、関係を積み重ね、仕事を積み重ねていけるようになります。

行き当たりばったりの感覚まかせではなく、着実な前進を積み重ねていける。

「論理」が成立した会話と、破綻した会話が「自覚」できるようになる。

今まで見えなかったものが、見えるようになる、ということです。

論理力が高い人は、ふとした会話の中に、論理が見える。
論理力が低い人は、ただ言葉が飛び交っているだけに思える。

先ほどの【会話例2】を見て、
「でも会話ってこんなもんじゃない?」と感じる人もいます。
「会話の中にある論理が見えていない」からです。

会話の中にある論理が見えている人は、
【会話例1】に接すると「ちゃんと成り立っている会話だな」と感じ、
【会話例2】に接すると「めちゃめちゃだ、この会話」と感じます。

見える人には見える。見えない人には見えない。
それが論理です。

論理力を高めて、「積み重ね」ができる言葉を使いましょう。
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  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
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  3. 言葉、意識、身体の使い方をマスターするレッスン……オンラインことば学講座

何かがうまくいかないとき、苦しくなったとき、MKCカウンセリングはあなたの味方です。


間が合う快感を知る日

●「Aさんって、変わった間があるよね」

前回の話を読んだ方から、こんなメールが届きました。

黙ったままの長いアイコンタクト……。困ってます。
更に話をしている最中のアイコンタクトも困ることがあります。

そうだね。と相手の話に頷いているのに、なかなか離れてくれなくて、
もう一回頷いてみたものの、相手もうなずくだけで、
アイコンタクトはそのまま、離してくれない。

わかります、この状況。

スピーチや講演など「一対多」の状況なら、
スッとアイコンタクトを外して別の人に目を移せばいいから、
対処は簡単です。

しかし、「一対一」は困る。
会話をやめるも続けるも、相手の同意が要るからです。

ただ、もしかしたらこの状態、一方的に気まずさを感じているのではなく、
お互いが気まずい思いをしている可能性があります。

間(ま)は相互に影響し合うからです。

おもしろいもので、間はその人特有のものではなく、
相互の関係で生き物のように動き、変化します。

「相手によって変わる」のです。

たとえば、「私が気まずい思いをする相手はこの人だけだから、
この人に原因があるに決まっている」と思い込んでいても、
実は相手も同じように、「この人だけはどうも間が悪い」
と感じているかもしれないのです。

と同時に、

「Aさんって、変わった間があるよね」「わかる! あるある」

という会話が成り立つように、個人的な傾向もあります。

だから難しくもあり、おもしろくもあります。

そして、間は、気持ちいい。


●「間が合う」は快感

今回の「ことば学講座」で、あなたは「間が合いやすい人」になります。

間は会話と同じで相互作用があるので、
会話のトレーニングに「話す」「聞く」の両面が必要なように、
間も「間のコントロールをする側、される側」の両面について知り、
トレーニングする必要があります。

「間が合いやすい」ということは、どういうことか。

・仲違いしている相手
・仲良くしたいのにピリピリムードになってしまう相手
・もう一歩近づききれない相手
・逆に近づきすぎて距離を置かれている相手

といった相手と、良い関係が築けるようになる、ということです。

気持ちいいお付き合いができるようになる、ということです。

そんな相手がいるなら、今回の「ことば学講座」のトレーニングは
いつも以上に真剣に取り組んでください。

あなたはいつも真剣だとわかっていますが、
「間だけは完璧にマスターする」くらいのつもりで、
いつもの何倍ものエネルギーを注ぐようお勧めします。

「間が合う」というのは、想像以上に「気持ちいい」。

だから、仲良くなるのです。だから、会いたがられるのです。

だから、モテるのです。

「間が合う快感」を体現できる人になりましょうね。

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間を合わせると仲良くなれる

●待ってました、間のレッスン

「ことば学講座」で「間」(ま)を取り上げると予告したら、
何人もの受講者からメールをいただきました。

「待ってました! 私のためのレッスンです。間には苦手意識が……」
「以前に習ったのに実践できていないので、しっかり勉強します」
「間は時間的な間だけではない、というお話、多分わかります」

みなさん間の重要性をもうご存じなんですね。すばらしい。

しかも、難しさも知っている。

単に思わせぶりに黙ればいいわけではないと、知っている。

なのに、うまくいかない。

でしょう?

「自分の講座をスタートしたので、今まで以上にしっかり取り組みます。
これからもよろしくお願いします」

その姿勢、いいですね。「始まってからが本番」をしっかり理解し、
実践していますね。

むしろこれからやっと、トレーニングの重要性が本当に理解できます。

そういうものなんですよね。
今まで真剣にレッスンを受けてきたとしても、渦中の人となってはじめて、
「あ、これのことだったんだ」と飲み込める。

もちろん、真剣にレッスンを受けてきたからこそ、土台ができていて、
気づくことができた、ということなんですけれどね。

「昨日よりもっと、去年よりもっと」と、
レッスンに取り組む意識を高めていきましょう。

まだ次回の「ことば学講座」まで1週間ほどあるので、
軽く予習をしておきましょうか。

「間」への意識を高めていてください。

「おかしな間」の例をいくつか挙げていきますね。


●リアクションに困る沈黙&アイコンタクト

まずは、する側もされる側も「間の技法」を身につけて、
気持ちいいコミュニケーションができるようになるといいケース。

それが「意図が不明な沈黙&アイコンタクト」です。

比較的近い距離で正面で向き合って会話をしているときに生じやすい。

話が一通り終わって一段落したはずのタイミングで、
次のリアクションを待つかのように黙ったまま長いアイコンタクトをされて、
困惑した経験は誰にもあるでしょう。

リアクションに困る、気まずい間ですね。

しかもアイコンタクトがあるから、なおさら困惑。

「ではまた次回」といった台詞とともにお開きに向かうはずのタイミングで、
向かわないんですよね。

話し手としては「これでおしまい」と思っているのに、
相手が終わらせてくれない。

聞き手としては、会話を終わらせるのは失礼かと思って、
明確な終了の意思表示をしてくれるまでは「聞く気満々」の姿勢でいる。

ここに気まずい間が生じます。

特にホームにいる側(相手を迎えた側)が困惑しやすい。

訪ねていった側なら、気まずい間になっても、
「それではそろそろ」「今日はありがとうございました」
と退去の言葉を口にして流れを変えることができます。

しかし、迎えた側は「もう帰って」と言いづらい。

だからこそ、昔から「長っ尻」(ながっちり)が嫌がられたんですね。

気まずい間が嫌で、つい余計な言葉を発してしまうから、さらに長引く。

そんなデリケートな状況で起こる、気まずい間には、
どう対処したらいいのか。

間が合わないと、馬が合わない。
このままでは仲良くなれません。

間が合えば、もっと仲良くなれる。
そのためのレッスンです。

間は魔に通ず──気まずさ、居心地の悪さは、
まさに魔境に落ちた瞬間です。

魔境に落ちないように、間のトレーニングをしましょうね。

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言葉だけでは恋に落ちない理由

●言葉で動かされるのは快感

さて、そろそろ「間」をコントロールする技を会得しましょう。

「ことば学講座」です。

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「言葉で人を動かす」とは、よく耳にするフレーズですね。

確かに、感動したり驚いたりしたくて本を読んだり、
店のことを知りたくてウェブサイトや広告を読んだりする行動からも、
私たち人間というものは、「言葉で動かされたい存在」なのだとわかります。

『人を動かす』というデール・カーネギーの名著もありますね。

中には、

「人を動かす文章とか、言葉で人を動かすとか、
他人を口先で操るようで、不遜ではないか」

などと話す人もいて、なるほど言葉も道具だから
そんな一面もあるかと思いたくもなりますが、
まあしかし一面的で視野の狭い見方ではあります。

「私たちは言葉で動かされたい存在」と、覚えておいていいでしょう。

大好きな趣味に没頭したり、音楽を聴いてゾクゾクと鳥肌が立ったり、
あのカレーをどうしても食べたくなって食べたりと、
「動かされる」ってすごく気持ちいいんですよね。

この性質は私たちの本質の一つです。

だったら、気持ちよく動かす言葉の力を駆使したい。

そのためのレッスンが「ことば学講座」ですから、
しっかり身につけてくださいね。

ただし、「人を動かす言葉」が単独で存在するのではありません。
「人を動かす言葉」の辞書なんか作れません。

言葉の命は「間」(ま)にあります。

「間」が言葉に命を吹き込むのです。


●言葉だけでは恋に落ちない

言葉を聞いて、ドキドキする。

言葉に感動する。

妙に印象に残ったフレーズがある。

──こんな体験は誰にでもあるでしょう。

しかし、こうイメージしてみてください。

ドキッとしたあの一言が、ジーンと心に響いたあの言葉が、
別の言い方で言われたら、どうだったか。

早口で間を置かない、立て板に水のごときしゃべり方で
バーッと語られたら、同じようにドキドキし、感動し、印象に残ったか。

きっと、違うでしょう。

文字にしてみれば、同じ言葉がちゃんとそこにあるはずです。

なのに、効き目が違う。

言葉は、足し算ではありません。

「熱があるから解熱剤を出しましょう。
胃が荒れるから胃薬も出しておきます。
もし痛みが引かなかったらこの痛み止めを──」

のような、足し算の効果を「言葉」に期待することはできません。

「ちゃんと謝ったじゃないか」と本人は思っていても、
ついでに余計な一言を付け加えてしまったら、謝ったことになりません。

最も辟易する(嫌気がさす)話し方は、どんな話し方ですか?

「早口で間を置かずにしゃべり続ける、
いつ終わるかわからない自分語り」ではありませんか?

そんな話し方の中には、あふれるほどの言葉があるはずです。
もしかしたら、興味深い言葉も少しは含まれているかもしれない。

なのに、話し方を誤ると、効き目がないどころか、
強烈なマイナス影響を与えてしまいます。

ある時、間(ま)の大切さについてレッスンをしたら、
「私がモテない理由がよくわかりました」と話していた方がいます。

言葉だけでは、恋に落ちないんですよね。

「言葉だけではない」といっても、「見た目が肝心」「行動が大事」
といった話ではありませんよ。

その言葉を、どんなふうに話すかで、効き目が決まるのです。

それが「間の力」です。


●意識の間までマスターしよう

ふだんから間(ま)を意識しながら生活していますか?

「Yes」と答える人は少ないでしょう。
「Yes」だとしても、それで十分とは限りません。
間は無意識レベルに入らないと、本当の効果を発揮しないからです。

間には「時間的な間」と「空間的な間」があって、
しかも相関関係があります。

さらには「意識の間」まで扱えたら、もう間の達人です。

「間の取り方」というと、「朗読をするとき、読点で何秒、
句点で何秒休むのがいいか」くらいの意味に捉えるのが一般的でしょう。

しかし、そんな単純なものではないと、あなたはもう感じているでしょうね。

「言葉と言葉の間に時間的な空白を入れる」のは最も基本的な「間」で、
もちろんこの「時間的な間」は押さえておきますが、
あなたには「間」を体現できるレベルにまでなっていただきますから、
そのつもりでいてください。

間の話、またしましょうね。

・間は魔に通ずと言われる理由
・「もったいない話し方」を卒業できる間の置き方
・あなたの間はなぜ気まずいのか
・何秒あければ「間」になるか
・講師や演奏家なら知っておきたい、聞き手を異空間に引き込む間のテクニック

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圧倒的な声を手に入れる方法(全力でおこなう、とは?)

●「まだアコーディオンやってたの?」

「あ、その日はアコーディオンのレッスンなので……」と言ったら、
「まだアコーディオンやってるんですか。よく続いてますね~」
と驚かれました。

確かに、かれこれ16~17年くらいになるでしょうか。

何かの楽器を始めて本気で取り組んだら、
演奏家として活動を始めてもいいくらいの年月です。

実際私のアコーディオンの先生は、初めてアコーディオンを手にしてから
(中断はあったものの)このくらいの年数ですでに演奏活動をしていました。

私の場合、いわゆるアコーディオニストを目指しているわけではなく、
歌うときの補助的な伴奏に便利だからという理由で習い始めたものなので、
ゆっくりじっくりですが。

それでも、自分の生活に完全に食い込んで、自分の一部になっています。

「まだ続いている」「がんばって辞めずにいる」というものではありません。

「生きている」と同義みたいなものですから。

「アコーディオン、まだやっているんですか」という台詞は、
私にとって「まだ生きていたんですか」と同じ、ということですね。


●全力で声を出すと積み重なる

時々こんな質問を受けます。

「継続や一点集中が大事なのはわかるのですが、
私の場合は“何を”したら効果的でしょうか」

何をとことんやればいいのか、何に一点集中すればいいのかがわかれば、
そこに集中する意欲はあるという。

しかし、その“何”がわからないから、アクセルを踏み切れない。
答えがわかれば、全力で行く気持ちはあるという。

まあ、気持ちはわかります。
限られた資源をどこに投じるか、という効率的な思考ですね。

どうせやるなら、効率的にやりたい。無駄なことはしたくない。
それはそうですよね。

でも、本当ですか?
答えがわかれば、全力で行きますか?

たとえば職場で「与えられた仕事」は、答えのひとつですよ。

何かしらの答えを出されても、なんだかんだと理由をつけ、
言い訳をしながら、全力を出し渋るのではありませんか?

わずか数ヶ月程度は走ってみるものの、
あっという間に息切れして、「向いてない」とか「これじゃない」とか
言い訳しながら元の場所に逆戻りするのではありませんか?


●3年間ずっと全力で話す

頭で考えて吟味していると、結局何も始まらない。
何も積み重ならない。

目の前の「やるべきこと」をとにかく徹底的にやったらいい。

たとえば、「全力で声を出す」。

「大声を張り上げる」のではありませんよ。

「発声」という行為に全力で取り組むのです。
コミュニケーションや挨拶は、あなたの「やるべきこと」と言えるでしょう。

発声はコミュニケーションの基本。
だから誰にとってもメリットが大きい。

そんなおいしい「発声」ですら、「笑顔で、明るく、挨拶しよう」
なんて心がけてみても数ヶ月も続かないとしたら、
まるで先ほどの「結局何も始まらない」「何も積み重ならない」ですよね。

やってみましょう。

初めのうちは「少し無理しながら」でいいから、
しっかりした声で、明瞭に挨拶する。

そのうちに「それが自分にとっての普通」になってきます。
そのうちとは、3年ぐらい。

3年かけると、差がつきます。3年かけないと、差がつかない。

わずか数日でバーンとしっかりした声が出たとしても、
何かのコツをつかんだとしても、
また気分や体調で元に戻ってしまいます。

3年かけて身につけたら、体の奥までしみこんでいるから、戻らない。

声だけではありません。

言葉を重視して「全力で話す」。

「話す」という行為に全力で取り組む。

あなたにとって、必ずプラスになるはずです。

「全力で話す」とはどういうことか。

・愚痴悪口を一切言わない人になりきる
・良いところ探しをして口に出す
・相手の言葉をプラスに解釈する
・皮肉や弱音はプラスの表現に変える
・本人に言えないことは一切関知しない
・言葉に対する意識を日に日に高め続ける
・言葉のもとになる意識内容をいつもチェックする

といったことを徹底しながら生活するのです。

逆にいうと、

×…愚痴をこぼしたくなる日だってある
×…嫌いな人の良いところなんか探したくない
×…明らかに悪意のある人の言葉をプラスになんか解釈できない
×…正面から言い返せない相手だから皮肉で返すしかない
×…誰かの悪口を言い合うほうが仲良くなれる

みたいな、ありがちな感覚や考え方が自分の中に入ってくる隙を作らない、
ということでもあります。

「人の弱さは悪だとは思わない」
   ↓
「つい悪口を言いたくなるのは人の弱さ」
   ↓
「だから悪口は悪ではない」

みたいな、ありがちな三段論法で自分を騙し、基準を甘くしたりしない、
ということでもあります。

「だって人間だもの」のような感覚が侵入してきて
基準を甘くしたくなったら、「だからこそ」あるいは「だとしても」
と言い換えてみてください。

「つい悪口を言いたくなるのは仕方ない。だって人間だもの」
   ↓
「だからこそ、私は言わない」

「みんな言ってるんだから、いいじゃんか。むしろ普通だよ」
   ↓
「だとしても、私は言わない」

という姿勢を揺るがせずに3年続けたら、芯から変わります。

すると、周囲の評価が変わります。

これが一点集中と継続による「積み重ね」のパワーです。

次回の「ことば学講座」、こちらからどうぞ
   ↓
http://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

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共通の敵を作るのはOK? NG?

●声と言葉で仲良くなれる

今回の『内向型人間が声と話し方でソンしない本』は、
発声をメインに取り上げた、しかも共鳴発声法の基礎から解説している、
初めての本です。

「今回の」といっても、もう半年以上経ったんですね。
時の経つのは早い。その「時」を味方につける取り組みをしていますか?

「言葉と声」のトレーニングは、気持ちいい人間関係を築くうえで
効果的かつ本質的な積み重ねとなります。

時を味方につける「積み重ね」ですね。

「言葉と声を変えることで意識が変わると、人間関係がうまくいく」のは
なぜでしょうか。

それは、

「言葉は意識の器であり、声はその言葉を乗せる乗り物」

だからです。

つまり、声と言葉はあなたという人間をすべて伝えてしまう。

誰かと仲良くなろうとするとき、どうしますか?
うまくいっていない人との関係を改善したいとき、どうしますか?

「声と言葉を見直す」のが、正統な王道です。


●こんな方法はNG

逆に、そんなときに世間一般に「こんなやり方が採られている」という、
あなたにはお奨めできない方法がいくつかあります。

たとえば、「共通の敵を作る」。

この方法は、結論から言えば、誰かと仲良くなりたいなら
頑として採用しないようオススメします。

具体的にいうと、「誰かの愚痴悪口で盛り上がる」、
「態度の裏表を使い分ける」といったやり方です。

・(同僚に)〇〇課長って、使えないっすよね
・(クレームの電話を切った後、その場にいる同僚に)ほんとサイテー

確かにこの手のやり方は、一時的には効果があるように感じられるでしょう。

だから効果的な方法として疑いもせず、他人を悪口に誘う人もいる。

しかし、「共通の敵作戦」で作れる関係など、歴史が証明しているとおり、
一時的なウソの関係です。

共通の敵がいなくなれば、あっという間に関係に亀裂が入る。

関係がギクシャクしたら、かつて悪口に同調していた事実を利用され、
窮地に追い込まれるかもしれません。

「ここだけの話さあ」と巧みに誰かの悪口にあなたを引き込むような人は、
別の場になればあなたの悪口に誰かを引き込んでいる。

そういうものです。

目の前の相手とうまくやりたいからという利己的な理由で、
その場にいない第三者をこき下ろすことを躊躇しないような人は、
何かあれば躊躇せずにあなたをこき下ろします。

個人だろうと国同士の関係だろうと、同じこと。

常に成り立つ原理原則ですね。

だから「共通の敵を作る」などという姑息な手段は、
結局うまくいかなくなるのです。


●声と言葉はうまくいく本質的方法

時間を味方につける、時間が経てば経つほどじわじわうまくいくような、
人間関係にとって本質的な方法が、「声と言葉」です。

「言葉では何とでも言える」という言い方がありますが、
言葉以外にあなたの意思や思考を詳しく伝える道具はありません。

それに、「声」までセットになったら、もはやウソはつけません。

「本物になった」と言っていい。

だから、必ずうまくいく。

使う言葉や声を変えようとすると、
一時的には馴染めず違和感があるかもしれませんが、
長い目で見ると必ずうまくいく。

「ことば学講座」で声と言葉を扱うだけでなく、
その源泉としての「意識」を同時に扱うのは、そういう理由です。

声も言葉も、あなたの内面と切り離すことができないのです。

さあ、あなたの声と言葉、じっくり育てていきましょう。

次回の「ことば学講座」、こちらからどうぞ
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声に余裕があれば得をする

●余裕のある人は得、余裕のない人は損

「余裕」はハンドルの“遊び”です。

何かがあっても、すぐに動じたりしない。

その分「レスポンスが甘い」ともいえるわけですが、
だからネガティブな気分になりにくい。

ネガティブな気分は、つらいですね。

・イライラする
・自信がない
・寂しい
・なんとなく不安
・妬ましい

こんな気分は、周囲にも良い影響を与えないばかりか、
なにより自分が一番つらい。

だから、「余裕」があるほうがいい。
余裕があると得、余裕がないと損です。

「余裕」は大事な原理原則の中でも、
「私たちの幸福度」に大きく影響する要素です。

今このテーマを「ことば学講座」で取り上げるのは、
そういう理由です。

余裕があれば、毎日を快適に、楽に、気分よく過ごせます。
だから周囲にも良い影響ばかり。

そんな人になれたら、いいですね。


●バラもユリも好き

英語に「latitude」という言葉があります。

北緯、南緯などの「緯度」を意味する言葉で、
私は以前にこの商品名のパソコンを使っていたこともあります。

latitudeはもともと「幅」を意味するラテン語から来ていて、
だから「余裕」の意味もあります。

余裕とはつまり、「幅」なんですね。
自由度、許容範囲、ゆとりの「幅」。

「ストライクゾーンが広い」ともいえる。

ここまではわかりやすい。
「これじゃないとダメ」「これは許せない」が多いと
余裕がなくなります。

好みはあってもいいんですよ。
「ネギが特に好き」なら、それもいい。

しかし、「下仁田ネギじゃないと許せない」になると
余裕がなくなってきます。

入り口の段階で、もっと広い範疇の段階で「選択」するのはいい。
「タバコは吸わない」「ギャンブルはやらない」みたいに選ぶのは
ストライクゾーンが狭いのとは違います。

大人としての美しい選択ですね。
世の中にはたくさんのことがあるのだから、
何でもかんでもやる必要はない。

こういった姿勢は、とってもすばらしい。
「これはしなくていい」と決めるのは、大人の潔さだなと思います。

でも、「花は好きだけどバラに限る。ユリもランも嫌い」
「花束はうれしいけど、バラの花束じゃないなら要らない」
では、なんだかもったいない。

ありとあらゆる花を好む必要もないけれど、
ある程度の幅があるほうが、余裕が感じられます。

私はバラもユリも好きです。


●共鳴発声法が「余裕」を生み出す理由

あなたに伝授している発声法(共鳴発声法)も、
「余裕」と関係があります。

共鳴発声法は、パワーではなく共鳴のテクニックで声量アップし、
届きやすい声質にして話す技術です。

パワーで押しきる方法ではないから、技術力の高さ次第で
「がんばらずに、楽に、届く」声が出せる。

だから、騒がしい場所でも余裕でしゃべれるし、
職場の朝礼当番も無理にがんばらなくていい。

「余裕」ですね。

まして静かな喫茶店なら、ごくわずかなエネルギーで会話ができる。

会話が楽しめるのは、余裕があるからです。
必死に声を張り上げないと会話にならないとしたら、
そんな会話は楽しくない。

水泳もスキーも、楽しいと感じるのは、夢中の中にも余裕ができてから。

毎日の仕事が楽しいとしたら、一生懸命の中に余裕があるから。

余裕があるから、人生が楽しくなります。

「金持ち喧嘩せず」という諺を知っていますか?

本来は「金持ちは計算に合わないことは決してやらない」
という意味ですが、違う意味でも解釈されるようになりました。

「余裕があればイライラせず、ケンカになりにくい」という解釈です。

こちらの解釈のほうが、余裕があっていいですね。

自力で稼ぐ能力が高ければ高いほど、トラブルに動じなくなります。
何かあって全財産を失って身一つで放り出されようと、
一からやり直せる自信があるからです。

気持ちの「余裕」ですね。

発声能力も同じだなと思います。

今の声が老化とともに少しずつ衰えていく一方だと信じていると
声が出にくくなったり、ガラガラ声が治りにくくなったりすると
「声に衰えを感じる」と焦り落ち込むかもしれません。

でも、「発声は技術だから、トレーニングによって
これから良い状態に高めていくことができる」と知っていれば、
何があっても焦りはしません。

共鳴発声法で声の「余裕」を手に入れましょう。

毎日が楽しくなりますよ。

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  1. 共鳴発声法で楽に無理なく話せるようになりたい……声のサロン
  2. 人間関係を日に日に好転させて豊かな人生を生きたい……どんどん良くなるレッスン
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レッスンは極度に深い瞑想、しかも気持ちいい

余裕のある人になれるレッスン、ことば学講座
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http://wsi-net.org/kotoba.html (ことば学講座)

●毎日のレッスンは深い深い瞑想

今あなたは、毎日MKCレッスンを受けていますね。

夜になると、レッスンメールが届く。

メールを受け取ったタイミングでじっくり受けられなくても、
寝るまでにはこってりとレッスンの時間に浸る。

トランスには非常に深い瞑想の効果があります。
つまり、レッスンを受けているだけで、知らず知らずのうちに
高度な瞑想のトレーニングをしているのです。

しかも、最高に気持ちいい瞑想。

それがいつのまにか習慣となり、当たり前の過ごし方になっていれば
レッスン効果が日に日に高まり続けます。

レッスン効果が「積み重ね」になって、
「複利」の効果をもたらし始まるからです。

あなたの中に「積み重ね」が少しずつ、まさに紙一枚ずつの感覚で
毎日積み重なっている様子をイメージしながら聞いてください。


●差がついていく理由は複利のパワー

レッスンでトレーニングをしている自分と、していない自分、
2人の別の人物がいるとしたら、
この2人は日に日に急速に差がついていきます。

音楽やスポーツをしている方はよくわかりますね。
サボってしまうと、あっという間に背中も見えないくらいに引き離され、
ブランクの遅れを取り戻すのは至難の業。

目に見えない変化だとしても、水面下で大きく引き離されていく。

では、いったいどのくらいの差がつくのでしょうか。

コツコツと続けるのと、サボったり休んだりするのとで、
どのくらい差がつくかを「複利計算」の話として取り上げたことがありますね。

レッスン効果は、「積み重ね」による複利のパワーです。

現在の自分を「1」として、1日1%だけ成長したら、
100日後にはどうなるか。

1日1%だから、100日で100%の成長か?
つまり今の2倍になる?

そうではありません。実際は約2.7倍です。

「成長した結果の1%」が毎日加算されていくから、
1日分が毎日少しずつ大きくなるわけです。

わずか3ヶ月弱で、早くも3倍弱ですよ。
それも「1日1%」という控えめな計算で。

では、このままの控えめな成長を続けて1年経ったら、どうなるか?

答えは「38倍」です。

もはや追いつけない、背中も見えない、とはこういうことです。

もっともこの成長は、身体の変化だけでなく、
意識の質や思考パターン、反応パターン、周囲への影響、
周囲からの評価、潜在能力の開花具合などのトータルなので、
ごく一部のみに注目して「10kgのダンベルを持ち上げられた人が、
1年後には380kgを持ち上げられるようになる」わけではありません。

だからこそ、怖い。

10kgが380kgになるような変化なら、誰にでもわかりやすいから、
「べつに自分はそんな筋力は求めていない」などと理屈で納得できる。

しかし、「質」的な変化はわかりにくく、
「気づいたら、別人」になっている。

なぜ周囲からの評価や、職場での扱いが違うのか、
理解ができない。

水面下で質的な変化を促進するのが、トランスの力です。


●1日1%が2%になったらどうなるか

レッスンは、トランスです。

メールを読み始めた瞬間、意識状態が変わるでしょう?

この意識状態を「変性意識状態」(トランス)といいます。

この状態が、読めば読むほど昂進して、トランスが深まってくる。

初心者は頭で考えて「解釈」しながらレッスンを受けますが、
上級者はトランスの中でまるごと取り込めるから、
複利のパワーがますます強大になります。

先ほどの「1日1%」が「1日2%」になるようなもの。

そう、トランス初心者と上級者との差なんて、1%程度かもしれません。

ところが、わずか1%の能力の差が生み出す「積み重ね」は驚異的です。

「1日1%」が1年で38倍になりましたね。
では、「1日2%」なら?

トランス能力が高まって、レッスン効果が2倍になったら、
ということですね。

いま計算してみて、目を疑いました。
1年で1377倍です。

「トランスは無敵」とわかるでしょう。

日々のレッスン効果がほんの少し高いだけで、
1年後には文字どおり桁違いの差になる。

トランスの威力もスゴイけれど、もっとスゴイのは「積み重ね」の威力です。

積み重ねが大事です。コツコツいきましょう。

激しく燃え上がる必要はありません。

じんわり火がついていればいい。

何よりも、止まらないことが一番大事です。

今夜も、昨日より深く、入りましょうね。

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余裕がある人になる方法

●次回のことば学講座は「余裕がある人」

次回のテーマは「余裕がある人になる方法」です。

「どんな人になりたいですか」
「どんな人に憧れますか」
「どんな上司の下で働きたいですか」

こんな調査結果の上位(時にはトップ)に必ず入っているのが、
「余裕がある人」。

余裕がある人は、イイですね。無条件に、イイ。

では、どんな人が「余裕がある」のでしょうか。


●「そりゃお金と時間に余裕があればね」

「お金と時間に余裕があれば、自然に余裕のある人になる」

そう考える人が多いようです。

たしかに、お金のやりくりがうまくいくか心配でびくびくしたり、
忙しくてイライラしたりするのだから、わかりやすい。

でも、お金があっても不安な人、暇はあっても落ち着かない人を、
私はクライアントに大勢見てきました。

逆に、お金の収支はカツカツでも、毎日仕事で駆け回っていても、
余裕がある人は余裕がある。

つまり、お金が足りなくてびくびくする人が、
今月はやりくりが上手にできて気持ちが落ち着いているとしたら、
それは「余裕がある人になった」のではなく、
「余裕ない人が、お金のおかげで一時的に落ち着いている」だけ。

「痛み止めで症状を抑えているだけで、骨は折れている」ようなもの。

問題が解決したわけではないし、
何かあればまた落ち着かない不安な状態に逆戻り。

つまり、お金も時間も、
「余裕がある人とない人の違い」をあぶり出すきっかけのひとつであって、
余裕がある人の条件ではない、ということです。

では、余裕がある人の条件とは、何なのでしょうか。


●どんな言葉が出てくるか

余裕があるかどうかは、「中にある言葉」で決まります。

何かを見聞きしたり、何かの状況に置かれたりしたときに、
自然に出てくる「反応」が違う。

「余裕がある人は、余裕のある言葉を持っている」のです。

余裕がある人は、安心感があります。

余裕がある人は、素敵です。

次回のことば学講座で、「余裕がある人」の言葉トレーニングをしましょう。

「痛み止めで症状を抑えているだけで、骨は折れている」状態から、
「骨が治った」状態にしますよ。

その言葉、こう言い換えるだけで、余裕のある人になる。
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ツボ言葉の見つけ方

●ツボ言葉を探せ

先日あるカフェで執筆中、隣のテーブルに座った女性二人連れが
おしゃべりを始めました。

一人が他方に、何やら仕事を勧めているようでした。

「どれほど儲かるか」を例を挙げながら説明しているのですが、
相手の反応は薄い。

最初のうちは「うん、うん」と熱心に聞いていたのに、
「すごいんだよ。○○さんなんて毎月──」と儲け話の様相を呈してくると、
語り口が熱くなるにつれて、聞き手のほうはむしろ白けてきたかのような、
気のない返事になっていきました。

やがて理由が判明します。

「べつに私、お金持ちになりたいわけじゃなくて、
仕事って毎日のことだから、やりがいとか人間関係のほうが大事かな。
お金は生活できればそれでいい」

のだそうです。

「職場の居心地は特に大事」と繰り返していました。

以前に人間関係のトラブルを経験したことがあるのかもしれませんね。

そう言われても話し手の女性はひるむことなく、

「でもさ、月いくらだよ。すごくない?」
「上位者は表彰されて、モチベーションが上がるんだよね」
「私はまだまだだけど」
「がんばった分だけ稼げるから、やりがいがある」

と儲け話で惹きつける試みを続けていました。

もったいないですね。

せっかく相手が「やりがいとか人間関係」と
効き目のある「ツボ言葉」を具体的に挙げてくれているのに、
路線を崩すことなく「お金」で攻め続けるのだから。

ツボ押しというのは、無理やり入れても、ちっともよくありません。

気持ちよくて、「あ~、そこそこ」と相手が自ら求めてくるような、
そんなツボ、そんな押し方が最高です。


●あの人に効くツボは?

ある人のネクタイを褒めたらえらく喜んでいたから、
別の人にもネクタイを褒めたら、そっけない反応だった。

ある人が彼に「カッコイイ」と言ったら彼が喜んでいたから、
私も「カッコイイ」と言ったら、「何が目当て?」と返された。

人によってツボ言葉が異なり、効く押し方も違うからです。

しかも多くの場合、先ほどの「やりがいとか人間関係」のように
具体的にツボ言葉を教えてはくれません。

「ネクタイを褒めてくれ」「カッコイイと言ってくれ」と
直接口に出すとしたら、冗談が半分以上ですよね。

「多くの人に効くツボ」はあるにせよ、
フリーサイズの服と同じで「誰にでも合うものは誰にも合わない」から、
そういうツボを無性に嫌がる人もいます。

だから、ツボ探しが必要なのです。

あの人に効くツボはどこなのか。

どんなタイミングで押すと効くのか。

逆に、どんな押し方をすると、嫌がるのか。

今週のことば学講座で、ツボ探しの技術を高めましょう。

言葉によるツボ押しを学ぶ「ことば学講座」はこちらのページから。
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